今回は合併号ということで、2つの女子戦とSGを取り上げたいと思います。
1つ目は7月11日【火】~16日【日】までボートレース大村(長崎県大村市)で開催される「オールレディース蛭子能収杯」です。
東京支部からは栢場優子さん(B1級)を筆頭に7人が参戦予定ですが、中でも私が注目しているのは、近走好調な永井聖美さん(A2級)です。
過去3節のうち、女子戦だった「オールレディース江戸川女王決定戦KIRINCUP」(5月30日~6月6日/@ボートレス江戸川)「オールレディースハマナ娘クルーカップ」(6月29日~7月4日/@ボートレース浜名湖)でともに優勝戦に進出。
今年を振り返っても、女子戦では4節出場して3節で優出(準優勝2回)するなど、すばらしい成績を収められています。今節もクールビューティーな走りで、大会を盛り上げてくれると思いますよ。
そして2つ目は、7月17日【月】~22日【土】までボートレース住之江(大阪府大阪市)で開催されるヴィーナスシリーズ第8戦「2023モーターボートレディスカップ」です。
東京支部からは稲生夏季さん(B1級)を筆頭に7人が参戦予定ですが、その他で注目しているのが、激辛料理が大好きな清ちゃん(清埜翔子、埼玉、A2級)です。
私の中では「清ちゃんといえば住之江」というイメージなんですよね。
昨年10月「VS大阪スポーツ賞第33回アクアクイーンカップ」(10月11日~16日)で初優勝を飾った場ということもありますが、そのあと年末に行われたGIII「第11回クイーンズクライマックスシリーズ」(12月26日~31日)でも準優勝。
今年4月のGIII「オールレディース第34回アクアクイーンカップ」(4月1日~6日)でも優出しているように、住之江の近4節のうち、3節で優勝戦に進出しています。
今回も相性抜群の住之江で、すばらしい走りを見せてくれると思いますよ。
そしてボートレース児島(岡山県倉敷市)では、SG「第28回オーシャンカップ」(7月18日【火】~23日【日】)が開催されます。
女子レーサーは田口節子さん(岡山、A1級)を含む4名が参戦予定ですが、その他では同期で地元の藤原啓史朗クン(岡山、A1級)に注目しています。
前節のGII「第67回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」(6月27日~7月2日/@ボートレースびわこ)でGII初優勝。それも超豪華メンバーの中、8戦全勝の完全Vですからね。スゴすぎます!
啓史朗クンがSGに出場するのは初めてですが、この勢いで予選を突破して、優勝戦にも乗ってほしいです。そうしたら今後は「藤原さま~」と呼ばなきゃいけませんね(笑)。
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。