今週はボートレース江戸川(東京都江戸川区)でGIII「オールレディース 江戸川女王決定戦KIRINCUP」(5月30日【火】~6月4日【日】)が開催されます。
地元、東京支部からは栢場優子さん(B1級)を筆頭に13人が参戦しますが、中でも注目しているのは、5月に優勝を飾られた平田さやかさん(A2級)と清水沙樹さん(B1級)。
平田さんはGIII「西部記者クラブ杯争奪徳山オールレディース」(5月17日~22日/@ボートレース徳山)の優勝戦、6コースから差し切って3連単17万円超の大波乱を演出。レース後「自分がいちばんビックリしている」と話されていましたが、この優勝で夏に行われるPGI「レディースチャンピオン」(8月1日~6日/@ボートレース津)の出場権を獲得されましたし、ここもすばらしい走りに期待ですね。
沙樹さんは「第57回東京中日スポーツ杯 男女W優勝戦」(5月8日~13日/@ボートレース桐生)で通算7回目の優勝を飾られました。江戸川は昨年2節出場して、いずれも優勝戦に進出(うち1節で優勝)しているように相性は抜群。ここも安定感のある走りを披露してくれると思います。
あともう一人、江戸川といえば、21年・22年の江戸川フレッシュルーキー(登録5年以内)に選ばれた中村かなえちゃん(A2級)です。かなえちゃんは私の4年後にデビューしたのですが、なんと、これまで江戸川に出場したのが私と同じ16節でした。
みなさんもご存じのとおり、波や流れの関係で難しい場なのですが、走り慣れた水面だけに、スタートからバシバシ、ブチ込んでくれると思いますよ(笑)。
さて私のほうは、先日、師匠の村田修次さん(A2級)たちとの食事会に行って来ました。場所は東京・立川にある焼き肉店。
レースを離れているせいか、最初はみんなの会話をファン目線で聞きながら、おいしいお肉をほおばっていましたが、プロペラの話になるとハシが止まり、つい聞き入ってしまいました。みんなと半年ぶりくらいに会いましたが、久しぶりな感じもしないで、楽しい時間を過ごすことができました。
そしてここでご報告があります。同期のりな(中川りな、福岡、B1級)が先日、無事に女の子を出産しました~。おめでとう!
「ちょっと小さめだけど、よくミルクを飲んで、よく泣いて、とても元気です」とのこと。
復帰の時期はまだ先の話ですが、お互いママさんレーサーとしてレース場で会える日を楽しみにしています。
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。