フジテレビの山本賢太アナが7月26日放送のバラエティ番組「ぽかぽか」にまさかの車いすで出演し、視聴者を驚かせた。
山本アナは22日から23日かけて放送された「FNS27時間テレビ」の「100キロサバイバルマラソン」で、6人の完走者のうち最後にゴール。しかし、あとになって「疲労骨折」したことが発覚したといい、この日は車いすで何とか出演にこぎつけたようだ。
山本アナは「全然大丈夫です!」とスタジオを盛り上げようと必死。視聴者からは「よく頑張った!」とエールが送られたが、このどこか作られたようなシーンに違和感を抱いた人も少なくなかった様子。ネット上では「労災事案」を美談にしようとする雰囲気に呆れる声も飛び交ったのだ。
テレビ誌ライターが語る。
「27時間テレビではゴールに倒れ込むタレントの井上咲楽の姿に感動の声が上がっていましたが、ろくにトレーニングしていないような人も混ざっていたため、よく山本アナの疲労骨折だけで済んだと思います。しかも当日は炎天下で、いつ倒れる出演者が出てもおかしくない状況に見えた。タレントが顔を売るために走るのはまだ理解できますが、山本アナは会社員。いくら社命とはいえ、これではブラック企業と言われても仕方がないでしょうね」
山本アナは会社から休むように言われたというが、無理を押して「ぽかぽか」に出演したという。このご時世、そんなヤル気も万人には通用しないということだ。
(ケン高田)