芸能

【霊界回顧録】貸したカネは回収せず、サングラスも自宅の装飾品も「持っていけ」という丹波哲郎の気前

「キイハンター」(1968~73年)や「Gメン’75」(1975~82年)など、昭和に名を刻んだ大ヒットドラマで主演した丹波哲郎(2006年没)は、ベストセラー「丹波哲郎の大霊界」を著すなど心霊研究家としても活躍した。

「最盛期には視聴率30%超えを記録した『キイハンター』は、アクション俳優として名を馳せた千葉真一にとって、全国的に親しまれるきっかけとなったドラマです」(テレビ関係者)

 その千葉が駆け出しの頃に「お金を貸してください」と丹波のもとを訪れたことがあったという。丹波は「千葉、金を貸してそれっきりの間柄になる可能性もあるぞ」と釘を刺しつつも、金を差し出した。後日、きっちり返済した千葉は、

「俺は丹波さんに言われたよ。『金を返しに来たのは千葉、お前が初めてだ』って…」

 そんな丹波の器の大きさを回顧したのは、関根勤だった。YouTubeチャンネル〈関根勤チャンネル〉で言うには、

「みんな借りて、どっか行っちゃうらしいんだよ。でも全然、気にしてないのよ」

 関根によれば、丹波のサングラスを褒めると「そうか、関根にやる」。丹波の自宅のお面の飾り物を褒めれば「じゃあ、持っていけ」。なんとも気前がよかったというのだ。

「丹波の祖父は東京帝国大学名誉教授で、父親は東北薬専卒の陸軍薬務官で日本画家の肩書も持つ名家の生まれ。家系図を遡ると、平安時代の医師・丹波康頼に辿り着くと言われています」(芸能関係者)

 器の大きさは、先祖に起因したものかもしれない。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論