平野紫耀がKing&Princeから卒業したおよそ1カ月半後の7月7日、同じく元メンバーだった神宮寺勇太とともに、滝沢秀明氏が代表の新会社「株式会社TOBE」への移籍を発表した。それにともない、ファンクラブやインスタグラムを開設。TikTokやYouTubeにも、たびたび登場している。ジャニーズ事務所に所属していた頃よりさらにSNSを活用して、かつては禁忌とされていた家族の顔出しを解禁した。
公にしたのは、弟の平野莉玖さん。双方のインスタグラムで初のツーショット写真を投稿した。小中学生の時は兄弟でダンスユニットを組んで動画サイトに投稿していたため、ファンの間では公然の秘密だった。解散後、莉玖さんさんはアパレルブランド・RKS RICKY(リクスリッキー)の代表を務める一方で、アーティスト「RIKU」としても活動。ソロで写真集を出したこともある。
かつて紫耀が「RKS RICKY」のロゴ入りTシャツを着用した写真を公開しており、ステルスマーケティングにあたるのではと騒がれたこともあった。しかし、ジャニ退所後はようやく兄弟であることを公にできて、すがすがしい気持ちになれたかもしれない。
紫耀が新天地で再出発した7月、ある現役ジャニーズの弟も新たな動きを見せていた。主演連ドラ「ウソ婚」(フジテレビ系)に出演中のSexy Zoneの菊池風磨の弟・音央さんだ。
音央さんは今年3月、プロボクサーとしてデビュー。初陣では判定負けを喫したが、7月28日に東京・後楽園ホールで行われたボクシング東日本新人王ライト級の準々決勝戦で、相手の舛井海斗がケガで棄権したため準決勝戦への進出が決定。9月14日、古川光治と対戦することが決定している。
「180cmの長身である音央さんは高校生の頃、父親でミュージシャンの菊池常利さんとメンズファッション誌『HEROES』にモデルとして登場したことも。TikTokやYouTubeに投稿していたため、風磨ファンも注目していました。ちなみに、常利さんはJ&Tの名義で嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を作詞したことでも知られています」(アイドル誌ライター)
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔の弟・亮輔さんは、美と健康のために開発したドリンクを中心に販売する会社「MORINGAYA」の代表。元製薬会社医薬品の開発責任者、管理栄養士とタッグを組んだ独自開発の製品は、信頼は得ているようだ。こちらも平野、菊池兄弟と同じく、兄に激似で超美形。
弟も隠れスターだったジャニーズのブラザー事情。両親の自慢かもしれない。
(北村ともこ)