滝沢秀明氏が今年3月に設立したプロダクション「TOBE(トゥービー)」へ移籍した、元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太。
「予兆」はあった。7月6日に同社の公式TwitterとYouTubeに2人とよく似たシルエットの動画がアップされると、動画タイトルの「#TOBECONTINUED_02」がTwitterのトレンド1位に躍り出る。だが、書き込まれたのは好意的なコメントばかりではなかった。「ジャニーズとキンプリから出て行った平野をもう応援しない」などと、ジャニーズ事務所を退所した2人を「裏切り者」呼ばわりするジャニヲタ、それに応戦するファンの間で、口汚い場外乱闘が始まったのだ。
だが平野をどんなに罵ろうとも、末尾に「#平野紫耀」「#TOBECONTINUED_02」のハッシュタグをつけるのは元キンプリ・ファン、通称ティアラ達の「情け心」なのだろう。ワイドショーデスクが言う。
「見ていて楽しい投稿ではありませんでしたが、7月2日にTOBE移籍第1号を発表した三宅健の動画がコケた後なので、『本命』である平野と神宮寺の移籍発表前の『いいPR』にはなったんじゃないでしょうか。滝沢のあとを継いでジャニーズアイランド社長になった井ノ原快彦、大河ドラマ出演中の岡田准一、宮沢りえと事務所を共同経営する森田剛らと比べると、三宅はV6解散後、美容クリニックの車内中吊りポスター以外に目立った仕事はなく、他の辞めジャニとは違って『リストラされた中年』の悲哀が漂っています。ところが三宅本人には滝沢氏に拾ってもらった意識はなく、滝沢氏がアップした動画内でも『滝沢の新会社はブラック企業だ』と面白くもないことを言っては、先輩風を吹かせている。平野たちにしてみれば、一緒に仕事はやりにくいでしょうね」
エンターテイナーとしての海外デビューを目指す平野と神宮寺から、ジャニーズ事務所というパワーワードをもってしてもブレイクしなかった辞めジャニメンバーまで、タッキーのプロデュース力が試されている。