芸能

「科捜研の女」終了説を一蹴した制作費ド外視のセット大幅刷新

 一時は終了も囁かれたドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)のシーズン23が8月16日からスタートし、ファンが胸を撫でおろしている。

 終了が言われた理由は、若者向けのコンテンツに力を入れる局側の動きと、予算問題。京都での撮影であることから、出演者の滞在費など経費がかかることが継続の障害になっていると報じられていた。そのためシーズン23では出演者の「リストラ説」まで噂されていたほどだ。

 テレビ誌ライターが語る。

「テレ朝で終了した『西村京太郎トラベルミステリー』では、回を重ねるごとに捜査一課の刑事が減っていきましたからね。エキストラのような役ならまだ理解できますが、重要な役割を担うこともあった森本レオ演じる西本明が何の告知もなく登場しなくなった。また『科捜研の女』でも研究員役が急にいなくなってしまうこともありました。それだけにファンが心配していたんです」

 それをよそに出演者のリストラはなかった。それどころか、昨年のシーズン22でリニューアルされたばかりの科捜研のセットが一新。より近代的で最先端の施設に生まれ変わっていたのである。

「以前の科捜研は中央に大きなテーブルが置かれ、その周りに各研究員の部屋があり、科学捜査の結果を中央のテーブルに持ち寄って議論するというスタイルでした。基本的にそれは変わっていませんが、今回から中央のテーブルに集まるシーンが減り、各研究員の部屋で発表することが増えました。場所を移動しながら結果を見て議論をしていくのは、スピード感があり新鮮です。そんなスタイルを実現したのが、新しい施設です。仕切りのガラスがワンタッチでモニターになり、研究結果を表示できるようになった。セットにかなり費用がかかっていると思われます」(前出・テレビ誌ライター)

 予算問題が噂されながら、出演者のリストラもなくセットは刷新。今後は安泰と考えていいのか、それとも最後に大きな花火を打ち上げたのか。来年、シーズン24を観たいものだが…。

カテゴリー: 芸能   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き