「大谷の場合、本当に難しいのは…自分で判断するしかなくなってきてるよね」
野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネル〈高木豊Takagi Yutaka〉で、エンゼルス・大谷翔平の右ヒジについて語った。
右ヒジ内側靭帯を損傷した大谷は、今季残りの試合には投手として登板しないことになっている。132イニングを投げてきた大谷だが、規定投球回数を割ったことで、リーグ5位の防御率3.14、メジャーリーグトップの被打率1割8分4厘など、投手記録から大谷の名前が消えてしまった。
球団GMは検査を勧めながらも、大谷と代理人がこれを拒否したとしており、球団の管理体制が悪いのか、大谷の自己管理に問題があったのか、の論争が起きている。これに高木氏は、
「それだけ(大谷が)偉大なんだよ。(周りが)責任かぶりたくない。医者も投げ出すかもわからない。『投げてもいいけど、投げなくてもいい』みたいな…」
今は打者に専念している大谷だが、本塁打数44本は2位ルイス・ロベルト(ホワイトソックス)の35本を突き離しており、タイトル獲得は濃厚な気配。
医師のセカンドオピニオンを待って、手術するかどうかなどを決めるというが、はたして大谷はどんな決断を下すのか。
(所ひで/ユーチューブライター)