体調不良で特例2023の対象選手になり、9月1日に登録抹消された巨人の中田翔。9日からは2軍で実戦復帰しているが、1軍を離れている間にポジションを失う危機を迎えている。7日からは坂本勇人がショートからサードにコンバートされ、サードの岡本和真はファーストへ。1軍に戻ったとしても守る場所がない状況が待っている。
そんな中田が13日、インスタグラムで1枚の写真を公開した。左母指尺側側副靭帯損傷の手術を受けファームで調整中の湯浅大がおどけた表情をしているショットだ。これに中田は「今日も頑張るらしいです!!」と綴り、ファンから「2人揃って一軍で見られる日を楽しみにしています」「2人の活躍を応援しています!」とコメントが集まっているのだが、ほか巨人ファンの集まるネット上では「そんなことやってる場合か!」「今は粛々と練習に励むべき」といった厳しい声が出ている。スポーツライターが語る。
「中田が仲間のベンチ裏の表情を公開するのはよくあることで、最近でも元木大介コーチや浅野翔吾、岡本和真のユニークな写真を披露し、すっかり愛されキャラになっています。ただ、今の巨人はCS進出も危うい上に、とにかく打てない状況が続いている。確かに中田が戻ったところでスタメンは難しいでしょうが、右の代打としては必要。ファンの声は怒りというより、叱咤激励と言えるのではないでしょうか」
SNS投稿は1軍からお呼びがかかってからにした方がいいかもしれない。
(鈴木誠)