プロ野球日本シリーズ第2戦、オリックス×阪神を中継したテレビ大阪の平均世帯視聴率が15.0%だったことがわかった。試合は4回以降、オリックスの猛攻が続いて、8-0で勝利。初戦は阪神がオリックスのエース・山本由伸から7点を奪って勝ったが、これを中継した関西テレビの世帯平均視聴率は21.8%だった。関西のテレビ局関係者はウハウハ顔だ。
「在京キー局にとっては、プロ野球は視聴率の取れない『オワコン』で、頭が痛いところでしょう。実際に第1戦、第2戦ともに平均世帯視聴率は10%を切っていて、合格点に達していない。ただ、関西ではまだまだ、プロ野球がキラーコンテンツになることを証明してくれた。来シーズン以降、プロ野球中継のCMセールスに弾みがつきそうです」
地上波中継は第3戦からMBSテレビ、読売テレビ、朝日放送テレビ、MBSテレビ、関西テレビと続く。
「第6戦はTBSテレビが制作主導する中継となり、第5戦はテレビ朝日が全く関与せず、朝日放送が単独で中継スタッフをかき集めて演出する。それぞれ色濃さが出やすい中継になります」(前出・関西のテレビ局関係者)
試合以外の側面でも、シリーズ中継に注目したい。