世の男性諸氏にとって、青春の思い出の1ページを彩ったであろう美女がこの9月、X(旧Twitter)でアカウントを開設していてた。
その美女の名は桜樹ルイ。別名義での艶系女優デビューから、1990年に改名して再デビューすると、そのアイドル的なルックスで、瞬く間にトップ女優に。1991年に引退し、短命ながら鮮烈な印象を残して俳優業に転身した。
「ただ、転身後はテレビ業界の扱いが厳しかった。今よりコンプライアンスの意識が薄かった時代で、いわゆる『脱ぎ仕事』ばかりを強要されるようになり、大きく羽ばたくことはできませんでした。それもあってか、1995年に浅草ロック座で踊り子デビューします。艶系女優としても期間限定で復帰し、2000年の踊り子引退で、芸能界から姿を消しています」(業界関係者)
以後、その消息は不明のままだったが、今年9月25日に突如としてXにポスト。
〈なりすましと思われないために最近の桜樹ルイを投稿しますね 当たり前だけど年はとりました〉
そう言いつつも、五十路を迎えても衰えぬ美貌がよくわかる写真に、投稿に気付いた往年のファンはざわめき立ったのである。
「飾らない何気ない日常の投稿が主で、X社が『間違いなく本人のアカウントである』と認定した青色の公式マークが早々についています。プロフィール欄には〈潰瘍性大腸炎を発症して15年。GCAP治療経験。薬はリアルダ。現在は寛解期^^同じ病気の人とも情報交換したいな〉と記され、表舞台から姿を消していた時期は過酷な闘病期間だったことがうかがえます」(前出・業界関係者)
潰瘍性大腸炎は安倍晋三元総理も罹患していた、国指定の難病。大腸の粘膜に炎症が起き、慢性的に下痢や血便、腹痛、発熱などが引き起こされるほか、合併症発現のリスクも高まる。ただし彼女の場合は寛解期ということで、完治こそしていないものの、現在は症状が治まっているようだ。前出の業界関係者が言う。
「Xの投稿には毎回100件以上、多い時は500件以上ものコメントが寄せられ、その全てに返信コメントをしています。かつての憧れのアイドルからフランクにリプライをもらえるとあって、男性ファンは歓喜していますよ。これを機に、もっとオープンに活動を再開してくれることを期待したいですね」
なにより今はクイーンの復帰を歓迎し、体調の完全回復を願いたい。