俳優の大森南朋が先ごろ放送された「ごぶごぶ」(MBSテレビ)に出演。北野武監督に怒られたエピソードを明かしていた。
大森は同監督の「アウトレイジ 最終章」(2017年)や、11月23日に公開を控える最新作「首」などに出演している北野組の常連。スタッフから「北野監督に怒られたことある?」との質問が出され、大森は「若いときに、はしゃいでいた時期がありまして…」と話し始めた。
2002年の北野映画「Dolls」で初めて起用された際、大森ら若手俳優が中華料理店に招待されたという。全体が静かな中、酔った勢いもあり、自分を覚えてもらいたいと考え、監督に「僕、たけしさんの映画すごい好きで。とにかく全部見て、研究して、この場にいさせてもらったことを幸せです」などと話しかけると、途中で話を切られて、「あんちゃんの話聞いてねえよ」と低い声で言われたそうだ。
番組MCの浜田雅功が「こわっ! そんなん絶対イヤ!」と反応すると、大森は「根本的には優しんですけど、そのときはちょっと怖かったですね」と付け加えた。
浜田は「でもそこからでもまた(北野映画に)出てるわけやからね。スパッとやられたわけでもない」と口にすると大森は「最近、よく出させていただいているんで『大森くん』になってますけど、10何年かかっています。それまではずっと『あんちゃん』で」と明かしていた。
「大森はその前に放送された同番組でも、酒の席で俳優・小林薫に頭から酒をかけられ『おめえ、あんまり調子に乗んなよ』と怒られたエピソードを明かしていました。若い頃は結構やらかしが多かったのかもしれません」(芸能ライター)
お酒のやらかしも多そうだ。
(鈴木十朗)