「第36回東日本女子駅伝」が11月12日、福島県福島市内で開催され、東京が2年連続11度目の優勝を飾った。東京9区のアンカーは駅伝の名門・名城大学のキャプテン・増渕佑香。「第41回全日本大学女子駅伝対校選手権」(10月29日)で、名城大学は史上初となる7連覇を達成した。その選考から漏れた増渕は後日、涙ながらに「これで終わったと思われたくない」と、「東日本女子駅伝」には並々ならぬ闘志を燃やして挑んだ。
増渕は2位でタスキを受けると、宮城を逆転。ピースサインでゴールを駆け抜け、区間賞もモノにした。2位は宮城、3位は16大会ぶりに地元・福島が表彰台に立った。
これに「波乱の3連単か」との声が上がったのは、福島テレビのYouTubeチャンネル〈福テレ公式チャンネル〉でのことだ。
「東日本女子駅伝の模様をライブ配信するとともに、『3連単』予想を募集しました。1~3位を着順通り的中させる投票法で、当てた人の中から福島県の温泉旅館ペア宿泊券などが抽選で当たる、視聴者参加型のプレゼント企画です。番組では有力チームの東京、宮城、千葉、神奈川の選手を紹介。事前予想では『駅伝に詳しすぎるアイドル』元NGT48・西村奈那子が『1位・東京、2位・千葉、3位・神奈川』と。2021年日本選手権800メートルで優勝した福島出身の田母神一喜は『1位・千葉、2位・東京、3位は願望を含めて福島』と予想しました。結果は、両者ハズレ。福島が躍進し、千葉は4位、神奈川が7位となったことから、2人の予想を参考にして応募した視聴者から『波乱の3連単だ』との声が出たのです。『正解者は誰もいないのでは』との声もありましたが…」(ネットライター)
予想は波乱となった今大会だが、途中棄権や繰り上げスタートもなく、全てのタスキが繋がる駅伝となった。
(所ひで/ユーチューブライター)