俳優のムロツヨシが、4月19日放送の「ごぶごぶ」(MBS)に出演。交友関係の築き方を明かす場面があった。
番組ではダウンタウン浜田雅功とムロが、大阪のとある食堂で名物のクレソン鍋を食べながら、トークを展開。
ムロは芸能人の間で顔が広いことで知られるが、浜田が「その交友関係はどっからくんの?」と質問。するとムロは、意外にも「寂しがり屋です、本当に」とし、コロナ禍になる前は共演者と飲みに行ってはバカ話をし、そこで「自分の弱いところとか悪いところをわざと話すと、嫌でもその方と関係が生まれるので」と関係を深めるコツを明かしたのだ。
また浜田に「(飲み相手は)後輩連中が多いんですか。今、売出し中の若い連中ほとんど知ってるやん」とツッコミを入れられると「ここ2、3年、外で交流するのはストップしたのもありますから、いちばん下でも菅田将暉くん、賀来賢人くん。その下の代の方とは、共演してもご飯行く機会が少なくなった」と告白。続けて「昔、小栗旬くんの世代のみんなとか、イジってきたんですよ僕のこと」。
かつてのキャラを明かした上で、「最近、なんでしょう…みんな気を使うようになって。46歳になったんですけど、44、45歳くらいから、なんか『イジるのかわいそう』みたいな空気になって」とボヤいて浜田を笑わせていた。
エンタメ誌ライターは、ムロをこう評する。
「人たらしとして有名ですが、さすがにコロナ禍では交友関係を広められないようです。周りがイジってくれなくなったのは、自身の格が上がってしまったからかもしれません。19年11月の『GQ MEN OF THE YEAR 2019』の授賞式の時点では既に『今日も人たらしっていうふうに紹介されたんですが、来年は人をたらさない。孤独のムロ、新しいムロをみなさんに見ていただきたい』などと冗談交じりに話していました。最近では自然とそうなってしまったようです」
やはり「人たらしキャラ」の方が落ち着く様子のムロ。売れすぎたがゆえの立ち位置は難しいようだ。
(鈴木十朗)