11月13日に判明した、日本テレビ・笹崎里菜アナの年内退社。2015年の入社後は「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」「シューイチ」などに出演し、今年3月まで「バゲット」のMCも務めた。
学生時代にホステスのアルバイトをしていたことを理由に、日本テレビから内定を取り消され、裁判を経てアナウンサーとなった経緯がある。日本テレビ関係者が語る。
「ことあるごとに入社時のゴタゴタがメディアに蒸し返され、『局内で干されている』と報じられていましたが、実際のところ、他のアナウンサーよりも冷遇されていた印象はありません。局の『ラグビーの顔』としてラグビーワールドカップの特番に起用されるなど、近年では同期の尾崎里紗アナよりも重用されていた感すらあります」
スタッフからの信頼も厚いという。
「ADや外部の中継スタッフにもフランクに話しかけるなど、若手時代から現場に完全に溶け込んでいました。スタッフからは『ザキさん』と呼ばれ、親しまれる存在ですよ」(前出・日本テレビ関係者)
笹崎アナは「日本テレビで得た経験や愛情を胸に、次のステップに進みたい」と周囲に語っているという。いったいなぜ、退社に至ったのか。
「マラソンやサーフィンなど、彼女は非常に多趣味。フリーアナの立場で興味のあることを突き詰めたい、と思ったのではないか。もっとも、フリー転身による『金銭面での誘惑』も少なからずあったでしょう。彼女は進行のソツのなさには定評があり、独立すれば企業のPRイベントの司会などで大いに需要はあるでしょう。ラグビー協会とのパイプも強固で、ラグビー関連のイベントがあれば、最優先でオファーをもらえる。現在の年収は1200万円ほどでしょうが、独立後は少なくとも5倍の6000万円以上になるのでは」(前出・日本テレビ関係者)
納得の日テレ退社であった。
(川瀬大輔)