一触即発と言われた長嶋一茂と江角マキコの間に亀裂が生じたのは、一部週刊誌が報じたスクープだった。
「2年前の12月、江角が当時の男性マネジャーに命じて一茂の自宅に『バカ息子』などと落書きさせたことが発覚。同じ私立小学校に子供を通わせる一茂夫人と江角との喧嘩が発端となり、芸能界を揺るがす一大スキャンダルに発展した」(芸能記者)
その後、江角はブログなどで一連の騒動について謝罪し、和解したと見られていた。ある芸能記者がその内情を知ろうと一茂の周辺を探っていると、こんなサプライズ情報が飛び出てきたという。
「実は、騒動の最中に、一茂に再び巨人のユニフォームを着せよういう動きがあったというんです」(芸能記者)
現在、一茂には巨人の野球振興アドバイザーという肩書きがついているが、
「渡辺恒雄球団会長は契約通り、来季まで原監督の続投を表明し、その間に後継者を決めようと算段しています。かつては江川卓氏や落合博満・中日GMの名前が浮上していましたが、現在は松井秀喜氏に絞られている。もちろん松井氏が受諾すれば、巨人の人気凋落に歯止めが掛かりそうだが、現在は難色を示しており、まだ後継者が見つかっていない状況。そこで、起死回生のサプライズ案として持ち上がったのが、“まさかの一茂”です。それを耳にした一茂が、江角とのいざこざはマイナス以外のなにものでもないと和解に向かったというのです」(球界関係者)
普通に考えればありえない話だが、いずれにせよ、最近は再びテレビで見かけることも多くなった江角が、和解によって九死に一生を得たことは間違いなさそうだ。