来年1月15日スタートの連続ドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系)で女優の奈緒とW主演を務めることが分かった、とんねるずの木梨憲武。
同ドラマは、「HERO」(フジテレビ系)シリーズやNHK連続テレビ小説「まんぷく」などで知られる脚本家・福田靖氏のオリジナル作。3カ月後に結婚する娘と3カ後にこの世を去る父親が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」をかなえていくストーリー。木梨の連続ドラマの主演は1999年7月から9月に放送されたドラマ「小市民ケーン」(フジテレビ系)以来となる。
奈緒は昨年10月スタートのドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ系)で地上波の民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を果たしており、今回の主演は納得のキャスティングといえるが、一方でドラマではなじみの薄い木梨の起用には疑問の声が圧倒的だ。
ドラマライターが語る。
「当然ながら木梨にはバラエティーのイメージが強いものの、起用で演技力には定評があり、そういう意味では期待できる部分もあります。しかし今回のドラマが放送される『月曜22時枠』は前回、女優の橋本環奈が主演を務めており、視聴者のギャップはかなり大きい。話題性もあり初回には注目が集まるでしょうが、第2話以降は一気に視聴者離れが加速する可能性も孕んでいます」
加えてこんな声も。
「かつては相方の石橋貴明よりも人気があった木梨ですが、近年は藤井フミヤやヒロミなど『仲良しグループ』での馴れ合いに飽きてしまったファンが続出し、若者の間では認知度も人気面でも石橋の後塵を拝している印象。その辺りがどう数字に出るかですね」(テレビ誌ライター)
またフジテレビでは来年1月期放送の水曜日10時枠の連続ドラ「婚活1000本ノック」で、「3時のヒロイン」の福田麻貴がドラマ初主演する。ここへ来て、お笑いタレントを主役にする動きが出ているが、果たして良い結果を残すことは出来るのだろうか。
(ケン高田)