映画「マイ・ブロークン・マリコ」で共演の奈緒と永野芽衣が、映画の宣伝を兼ねてバラエティー番組をハシゴ。映画の役柄と同じように私生活でも親友同士だという2人の仲良しぶりは微笑ましいのだが、その奈緒に関して少々、気になることが…。
まずは、9月20日放送の「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」(フジテレビ系)でのこと。番組の人気企画「スパイ1/7」に、博多華丸・大吉の2人と大悟(千鳥)、山内健司(かまいたち)、陣内智則らとともに、永野芽衣と奈緒が参加した。
「スパイ1/7」は賞金を賭けて7人で協力し、お題にチャレンジするもの。その7人の中に1人だけ「スパイ」がいて、「スパイ」は他のメンバーにバレないようにチャレンジを妨害する、という任務がある。最後に「誰がスパイだったか」を選ぶ投票でもバレずに妨害工作を成功すれば、賞金は「スパイ」の総取りになるというルールだ。
最初のチャレンジは「回転するテーブルに乗ったコースにドミノを並べる」もの。制限時間内に並べ切り、最後に全てのドミノが倒れればチャレンジ成功だのだが、大悟が「こんな若い女の子の前で、酒で手震えてるの見せたくない」と言い、華丸も「そう思えば思うほど震える」。
大酒飲みで手が震えるのを心配する中で、チャレンジスタートとなった。まずは永野が順調に3個置くも、続く奈緒は手が震え、かろうじて1個だけ。その後もせっかく並んだドミノを大悟や陣内がボロボロと倒してしまい、奈緒も置けずに1回目のチャレンジは失敗。
すると大悟が「奈緒ちゃんって、一升瓶とか抱いて寝てるタイプ?」と質問。ドミノをうまく置けないのは「スパイ」云々ではなく、自分や華丸と同じように「大酒飲み特有の手の震え」では…と怪しむ。
奈緒は笑いながら首を横に振ると「いや、アルコールは今日、切ってます」。ところが2回目のドミノチャレンジでも手の震えは止まらず、再び大悟から「酒入れるか。奈緒ちゃん、マネージャーに確認して。オンエアしていいかどうかだけ」と言われる始末で、またもや失敗したのだった。
続いて行われた「熱演キーワード」も失敗。「スパイ」は奈緒だった。まんまとみんなを欺き、賞金30万円を総取りしていったのである。
さらに翌日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)でのこと。2人のオフの日のルーティーンを表した円グラフを元にトークが進んでいくのだが、夕食は基本、同居している母親と摂るという奈緒が「一緒にお刺身とかを食べながら、最近は晩酌、お母さんは一杯くらいなんですけど、私は母からのストップがかかるくらいまで」と、かなりお酒好きであることを明かした。
何を飲むのか聞かれると「発泡酒かハイボールなんですけど、本当は日本酒がすごい好きなんですよ。でも飲み過ぎると体にも影響が出るから、お祝いの時とか自分の中で『今日は頑張った』っていう時に日本酒を開けて飲んでます」と。
そうなるとドミノチャレンジのあの手震えも、演技ではなくマジの「酒飲みの震え」ではないか、という疑念も!?
奈緒は10月のドラマ「ファーストペンギン」(日本テレビ系)に初主演。漁業の世界に飛び込む崖っぷちシングルマザーを演じるが、酒は飲んでも飲まれるな、ってことで。
(堀江南)