先日、かつての大ヒットドラマ「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」で風間三姉妹の長女だった大西結花が、朗読劇+歌のアコースティックライブを開催した。風間三姉妹には他に次女・中村由真、三女・浅香唯がいるが、意外な人生を送っているのが、次女である。
元ジャニーズ事務所のアイドルロックバンド「男闘呼組」のキーボード前田耕陽と結婚したが、2003年に離婚。2005年に芸能活動を休業して渡米した。そして現地で知り合ったアメリカ人弁護士と、交際4カ月できちゃった再婚し、ロサンゼルスからテキサス州都オースティンに移住する。現在も小室眞子さんの数歩先を行く、弁護士夫人セレブ生活を送っているという。
一方、夫に振り回されたあげく、女優生命の危機に見舞われているのが、「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」の南野陽子だ。週刊誌デスクが言う。
「昨年末に、大手プロダクションから独立しましたが、独立後の個人事務所が初めて取ってきた地上波レギュラー番組が、現在出演中の令和仮面ライダー5作目『仮面ライダーガッチャード』でした。主演の仮面ライダーの母親を演じています。元夫の金田充史容疑者は先日、業務上横領容疑で逮捕されましたが、南野と結婚した2011年には会社社長に投資を持ち掛け、4億8000万円を騙し取った疑惑が週刊誌に取り上げられた。2019年にも金田容疑者が事務長を務めていたクリニックで、1億8000万円の使途不明金が発覚。仮面ライダーやウルトラマンといった子供向けのヒーロー番組に起用するには、あまりに危なっかしかった」
「スケバン刑事」の人気を不動のものにした功労者とはいえ、起用する側の危機管理は相当にユルい。週刊誌デスクが続ける。
「子供番組にレギュラー出演していながら、金田容疑者の逮捕直後、周囲に『彼を支えたい』と言ったのはマズかった。仮面ライダーシリーズ正月恒例の『映画版 仮面ライダーガッチャード』が間もなく上映予定ですが、子供連れやライダー俳優目当ての若い女性が集まる舞台挨拶や関連イベントには、出演できないのでは。今回の横領事件について、警察はさらに余罪があるものとみて捜査中で、金田容疑者の供述次第では南野も事件に巻き込まれかねません。大手プロダクションを辞める時に、夫も清算しておくべきでした」
今回の逮捕後に慌てて離婚した南野だったが、なぜ夫にだけは「スケバン刑事」の決めゼリフ「おまんら、許さんぜよ!」が言えなかったのか。