「1000年に1人の逸材」「天使すぎる」と大ブレイク中のアイドル・橋本環奈。彼女が所属するローカルグループ「Rev. from DVL」が3日、都内で3rdシングル「REAL‐リアル‐/恋色パッション」の発売記念イベントを行った。
来年の抱負を聞かれたメンバーたちは、NHK紅白歌合戦への出場などを目標に掲げたが、周囲からは厳しい意見も出ている。
「確かに、橋本は来年3月公開の映画『暗殺教室』(東宝)への出演を決めるなど活躍を見せていますが、正直言ってグループ自体の人気は頭打ちです。大手芸能プロダクションと提携したことも、地道にローカルな活動をしていた時代を知るファンからは不評を買っていますしね」(スポーツ紙芸能担当デスク)
Rev. from DVLは吉本興業のバックアップを受けて、今年4月にシングル「LOVE‐arigatou‐」でメジャーデビューを果たした。だが、“なにわ商法”とも言われる吉本のえげつないまでの握手会商法が、ファンから大バッシングを受けているのだ。
「CDにはハイタッチ参加券が封入されており、参加券に記載されたメンバー1名とハイタッチができる権利を獲得できるのですが、グループには橋本を含めてメンバーが13人在籍しており、橋本とハイタッチをするためにはかなりの枚数のCDを購入しなければなりません。しかも、ファン心理をくすぐるかのようにイベント会場でもCDを販売する手の込みようです。シビアな話、橋本以外のメンバーはそれほど知名度もなく、多くのファンが橋本とのハイタッチのために、私財を投げ売っている状況。『いくらなんでもえげつなさすぎる!』とファンからは不興を買っています」(アイドルライター)
もちろん、橋本本人やメンバーたちには何の非もないわけだが、ファンからしてみればグループを応援する気がなくなるというもの。
「橋本がブレイクした背景には、『福岡発』というローカル色も一役買っていた。存在がメジャー化し、大手芸能プロダクションと手を組んだことで、コアなファンが離れているのは間違いない。知名度はアップしたものの、置かれている状況はけっして安泰ではありません」(前出・アイドルライター)
AKB48のように、人気メンバーが他のメンバーの知名度を上げるような相乗効果があればまだよいが、現状は知名度・人気とも橋本と他のメンバーの格差は広がるばかり。
「橋本にすれば、もはやグループ内に留まっている意味はほとんどない。他のメンバーとの間にあつれきが生まれる可能性もあり、もはや脱退したほうがいいのではというファンの声は多い」(アイドル誌編集者)
「1000年に1人の逸材」は正念場を乗り越えて、さらなる飛躍を遂げることができるか──。