いよいよ、1年の総決算となるSG「第38回グランプリ/グランプリシーズ」(12月19日㊋~24日㊐)が、ボートレース住之江(大阪府大阪市)で開催されます。
トライアル2ndから出場する獲得賞金ランキングトップ6人の中で注目しているのは、SG戦線復帰初戦「第70回ボートレースダービー」(10月24日~29日/@ボートレース蒲郡)で優勝された峰竜太さん(佐賀、A1級)です。
金髪で肌も黒くて〝ボート界のギャル男〟を代表して、ここは2年前のリベンジを果たすべく、カッコいい走りでファンを魅了してくれると思います。
東京支部からは、ただ1人、濱野谷憲吾さん(A1級)が参戦予定。住之江は昨年のGⅠ「第50回高松宮記念特別競走」(11月3日~8日/優勝戦4着)以来になりますが、今年は14回優出して5回優勝を飾られているように調子もよさそう。レジェンドの走りにも注目ですね。
ちなみに、濱野谷さんといえば、漫画「モンキーターン」の主人公のモデルになったことは有名な話ですが、その漫画とのタイアップ機で人気シリーズのパチスロ「モンキーターン」の最新作がスマスロで登場したとか。たまたまユーチューブを見ていたら、急にやってみたくなっちゃいました(笑)。
というのも、大学生の頃に、アルバイト先の方に連れて行かれてパチスロを初めて打ったのですが、ビギナーズラックで大喜び。確か「ドンちゃん」シリーズでしたが、機会があれば「モンキーターン」を打ってみたいですね。
そして「グランプリシリーズ」に目を向けると、女子は長嶋万記さん(静岡、A1級)、守屋美穂さん(岡山、A1級)、遠藤エミさん(滋賀、A1級)の3人、同期で藤原クン(藤原啓史朗、岡山、A1級)と郡ちゃん(山崎郡、大阪、A1級)が出場予定です。
初出場となる藤原クンの今年は、SG「第28回オーシャンカップ」(7月18日~23日/@ボートレース児島)で水神祭をあげたり、GⅠで優出するなど大活躍。訓練生時代は、休日は黙々と減量するタイプで、ある日、ランニングマシンで走り込んでいる時、トレーニングルームの入り口の床まで汗で水浸しになっていて驚いた記憶があります。それぐらい減量のために頑張っていました。
3年連続3回目の出場となる郡ちゃんとの訓練時代の思い出は「足を引っ張るヤツがいると訓練の質が下がるから今すぐ辞めろ」と言われたこと。あの頃はまったくターンマークを回れなくて。今では少しは上達したと思うので、誉めてほしいです(笑)。あ~懐かしいな~。
そんな同期2人の活躍も楽しみです。
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。