10年の区切りをもって「ラストDVD」。話題騒然となった森咲智美が「海パンカメラマンの洗礼」から「過酷すぎる撮影」「ブタとツーショット」までをぐるっと振り返る。
――「週刊アサヒ芸能」の2023年グラビア10大ニュースのひとつに「森咲智美ラストDVD」というトピックスが。
智美 DVDを始めてちょうど10年。毎回、全力でやって、毎回、AmazonさんやDMMさんで売り上げ1位にしていただいて。やりきりました。
――1作目のことは覚えてる?
智美 はい。名古屋でのアイドル時代を経て東京に出てきたから、清楚系で清純派なDVDデビューでしたね。それがいつの間にか…。
――グラビア、つまり写真の方の始まりは?
智美 とある雑誌の「グラビアアイドルオーディション」でグランプリになったご褒美に、その雑誌の表紙と撮り下ろしグラビアをいただきました。
――グランプリを勝ち取るあたり、サスガですな。
智美 いえいえいえっ! 滅相もございません!
――グラビア現場初体験はどうだった?
智美 カメラマンは野澤(亘伸)さんで「あっ、海パンカメラマンだ!」と思いました。
――そこっ!?(笑)
智美 撮影途中、「2人きりにして」と言われて「私、どうなっちゃうの~!?」って。
――野澤さんは特に集中したい時、そういうオファーをすることがあるからね。
智美 もちろん何事もなく終わったんですけど、「これがグラビアの世界か~」と洗礼を浴びた気持ちになりました。
――写真集は何冊リリースしたんだっけ?
智美 4冊ですね。それと、エッセイ+写真集みたいな作品をひとつ。
――今まででいちばん過酷だった撮影は?
智美 過酷というか生きた心地がしなかったのは、とある週刊誌の炎グラビアです。
――響きがすでにヤバイ。
智美 寒かったし、目の前で炎がガッと上がって、命の危険を感じました。あと、ムック本の「職業グラビア」も忘れられません。
――どんなお仕事を写真に?
智美 農家設定で、ブタと一緒に撮りました。今となってはいい思い出です。
――そういう話題性も含めて、かえすがえす卒業は残念。
智美 グラビア・オブ・ザ・イヤーをいただいて、3連覇して殿堂入りして、やりきった感があったので、これからどうしようと思っていました。もしかしたら、次のステップに進む時なのかな、と。
――今後の展望は?
智美 幅広く、お話があればできる限り何でも。個人的にはゴハン系の配信をやっていきたいです。
――智ちゃんは普段から料理する人だもんね。
智美 世の人たちの役に立ちたいから、ちゃんと食の勉強をして、資格をしっかり取りたいと思っています。
――今後もオファーしてよいの?
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