スポーツ

巨人・ドラ1西舘勇陽も「敗戦処理から」投手不足では叶わない「阿部ルール」の不安

 巨人にドラフト1位で入団した西舘勇陽投手に対する阿部慎之助監督の起用法が、ファンは心配でならないようだ。

 阿部監督は昨年末、チームの決め事として「2軍で無双してもすぐには1軍で先発させない」と明言しており、即戦力ルーキーもご多分にもれず「ルールに従って、もし1軍にいれば敗戦処理からいかせます」とキッパリ。西舘はいずれ先発として起用していくとみられているが、華々しいデビューには慎重になっているようだ。

 阿部監督は他にも、ブルペンでの評価は「一切しない」、「困ったらど真ん中を投げろ」など独自のルールを掲げているが、これがファンの間で物議を醸している。スポーツライターの話。

「阿部監督は原辰徳前監督のカラーを拭うべく、独自の阿部ルールを設定しチームに浸透させようとしていますが、あれこれ枠を決めてしまうと若い選手から反感を買う恐れもあるでしょうね。そもそも現状で先発陣が不足していることから、そんな段階を踏んでいる場合ではない事態に陥る可能性が非常に高い。結局、シーズン途中から慌てて2軍選手を1軍の先発で起用せざるをえず、ルール崩壊しないことを祈るばかりです」

 確かに若手投手に経験を積ませて先発に昇格させるシステムは理想だろうが、それは投手陣が豊富なチームができること。加えて優勝には、必ずと言っていいほどルーキーなど若手の「新星」による勢いが必要となる。シーズンに入ってからのドタバタは勘弁してくれと多くのファンは願っているだろう。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論