魚類学者でありタレントのさかなクンといえば、ハコフグを模した帽子がトレードマーク。これには驚きのエピソードが残っている。
20年、国会の調査会で水産資源の管理について意見を求められると、帽子を着用したまま出席。通常、帽子や外套、襟巻きなどの着用は禁止されているが、さかなクンは特例として帽子の着用が認められた。この時、さかなクンは帽子を「皮膚の一部」と発言している。
さかなクンを見ていると帽子にはいくつか種類があることがわかるが、全部でいくつなのか、1月20日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送された「長野クンさかなクン港はしご旅」で、さかなクン本人が明らかにした。
移動中の車内で長野博からいくつ持っているのか聞かれると、さかなクンは「ギョ(5)タイプ」と即答。その詳細をこう明らかにした。
「水中用、陸上用、あと学帽、夏のメッシュ、冠婚葬祭用の黒いタイプが」
09年の日本魚類学会研究発表会で陛下に会われた時は学帽を被っていったという。
「この5つのほかにも、全体が真っ黒のタイプや銀色の帽子を着用したことがあります。これはテレビCMやミュージックビデオで被ったものなので、さかなクンが持っている5タイプには含まれないのでしょう」(エンタメ誌ライター)
もっといろいろなタイプの帽子を見たいもの。新たな帽子の登場に期待したい。
(鈴木誠)