太川陽介はもう限界なのかもしれない。3月21日放送の「テレ東系 旅の日」(テレビ東京系)で、かつて蛭子能収と組んだ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」に4年ぶりに挑んだが、老化ばかりが目立つ結果になってしまった。テレビ誌記者が語るには、
「太川の歩きが速いことはよく知られています。今回もゲストの関口メンディーや玉城ティナがそれを指摘していました。ところが、ふだん『バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅』でしのぎを削る、鉄道チームリーダーの村井美樹には追いつかれ、抜かれてしまったんです。ルイルイは『歩きで追い越されたのがショック』と肩を落としていました。こんなことはこれまでになく、太川が老け込んだように見えましたね」
老化を感じさせる場面は他にもあり、太川が自ら「老眼鏡をかけても地図が見えない」と告白。自覚はあるようだ。先のテレビ誌記者は、さらに衝撃を受けたシーンがあるそうで、
「夜になって食事をする時、太川がジョッキの生ビールを一気飲みして、ゲストが驚きの声を上げるのがお約束なんですが、この日は一気に飲むことができず、残していました。太川自身も困惑しているように感じましたね。寒い中だったとはいえ、これまでのルイルイなら気持ちよく飲み干していたはず。些細なことですが、バス旅ファンとしてはショックを受けました」
1日目は目標にしていた焼津のはるか手前にある富士駅で旅を切り上げることになり、らしくないところを見せつけた。この結果はスタッフも予想外だったのではないかと、前出のテレビ誌記者が言う。
「2日目には、新たなゲストが参加することになっていました。合流したのは興津駅。番組スタッフは、太川なら1日でここまで来られるとにらんでいたのでしょう。ところが興津駅より手前の富士駅までしか行けなかった。スタッフは驚いたはずです」
一夜限りの復活を果たしたことでバス旅の再開が期待されているが、太川がこの調子では難しそうだ。
(鈴木誠)