フィギュアスケート男子の宇野昌磨は、現役続行か引退か。
モントリオールでの世界選手権ではジャンプミスがあってフリー6位。ショートと合わせて計280.85点で4位に終わった。大会後には、
「もう最善を尽くしました。みんなが切磋琢磨しながら頑張ってほしい。コーチとも、自分たちの方針を話したい」
と引退をほのめかすような発言で思い詰める心境を明かし、ファンを驚かせていた。
イリア・マリニンやアダム・シャオ・イム・ファ、鍵山優真の台頭に押され、今年は出場したNHK杯、中国杯、グランプリファイナルの全てで2位。フィギュア界では「高齢」の26歳というのもネックになり、ここ2年はモチベーション維持に苦しんでいた。スポーツ紙デスクが解説する。
「交際を公言している本田真凜と順調に時を過ごしているようで、高級タワーマンションで半同棲生活を送り、結婚秒読みとなっています。本業での闘争心は、確実に失われているでしょうね。これからはゆっくりとした2人の時間が増えるでしょう。スポンサーへの挨拶や報告を済ませてから、正式にメディアに引退発表するのではないかと言われています」
人気者だったネーサン・チェンは休養。羽生結弦はプロへと移ったが、結婚と離婚問題でガクリと名声をなくし、男子フィギュア競技の人気と注目度は急速に低下している。
「宇野の実力と表現力は折り紙つきです。ショービジネスに宇野も参入するとなれば、競技よりもそちらの方がより人気が出るでしょう。ターゲット層の裕福な中高年女性の間で、チケット争奪戦になりますよ。羽生のようにショーを主催して、ガッポリ稼ぐ手もあります。本田と2人で主催すれば、大きな話題にもなりますし」(フィギュアスケート関係者)
アイスショーばかりが関心度を高め、競技が地盤沈下しなければいいのだが。
(佐藤恵)