89年に放映されたドラマ「同・級・生」(フジテレビ系)の主題歌「GLORIA」が大ヒットした伝説のロックバンドZIGGYが、今年で結成30周年を迎えた。
X JAPAN登場までは、ハードロックバンド系では最もメジャーなバンドとの評価を得ていたZIGGYだが、その全盛期を支えたドラマーの大山正篤は、今最もトーク力のあるロックミュージシャンとして注目されて始めているという。
「歌番組に出演した際の短いトーク時間でもウィットに富んだ受け応えをしていたのが印象的でした。バラエティ番組の誘いもあったようですが、当時はロックミュージシャンとしてのスタイルにこだわり、音楽以外の仕事を本人が断っていた」(テレビ局プロデューサー)
ZIGGY脱退後に2回のメジャーデビュー、ビジュアル系ロックバンドのプロデュース等で活躍してきた大山は、今年はトークライブのホストも務めた。
「短時間で何回も観客を爆笑させる大山の話術は、そのへんの芸人では勝てないレベル。先日のセッションイベントでは主催者の仕切りの悪さや機材トラブルで、セッティングやメンバーの入れ替えなど進行がめちゃくちゃになった。そんな中、大山のトーク力で出演者と観客のイライラが緩和されていた」(音楽ライター)
大山はGacktや清春に似た美形で、実際、清春に間違えられたことも多いとか。
「清春自身、ZIGGYの大ファンで、大山に似ていると言われて喜んでいたそうです」(前出・音楽ライター)
最近の芸能界はリバイバルブーム。伝説のバンドメンバーが意外なトーク力で2015年に再ブレイクするかもしれない。