昔は、ご馳走を食べて胃に負担がかかるのは正月だけだったものだが、今は12月に入るとすぐに忘年会が開かれ、年が明けるとすぐに新年会が始まるなど、頻繁に飲み会が開催される。日頃働き詰めのサラリーマンもつい気が緩んでしまい、食べすぎ、飲みすぎに走ってしまいがちだ。
このたび第一三共ヘルスケア株式会社が発表した「サラリーマンの年末年始に関する実態調査」によると、やはり「胃に最も負担がかかる時期は年末年始だった」という結果が出た。
全国の20歳~49歳の男性500人へのアンケートで、「胃に負担がかかる月」を聞いたところ、なんと約半数の48.4%が「12月」と回答。2番目が18%で「1月」で、合わせると65%もの人が「胃が辛いのは年末年始」と感じていることが明らかとなった。
さらに、「年末年始の連休を過ごしたあなたの胃の調子は?」の問いには、「年始の仕事を思うと緊張でキリキリする」と回答した人が22.4%で、「飲みすぎて胸やけ」の13.7%を上回る結果に。飲みすぎによる胃への負担もさることながら、ストレスによって胃に負担がかかっていると感じている人がかなり多いようだ。
この胃の不調に対して、現代サラリーマンたちはどう対処しているのか? サッと対応できる手段としては「胃薬」があるが、「胃薬を飲んだことがあるか?」という問いには、「月に1回以下」という人でもわずかに37.7%。「過去に1度だけ」(10.1%)と「飲んだことがない」(29.2%)を合わせると、実に4割弱の人がほとんど胃薬を飲まないで辛い痛みに耐えているようだ。
そんなサラリーマンたちの健康を守るため、第一三共ヘルスケアが発信しているユニークなサイトがいま注目を集めている。それが「リーマン・コンプレックス」だ。
架空の会社「健康優良商事リーマン・コンプレックス」を舞台に、サラリーマンの心のネクタイをゆるめる情報が盛りだくさん。「胸やけ」について取り扱っているvol.25では、胸やけの原因や、簡単にできる胸やけ対策などを紹介。クスッと笑えるマンガで描き出すことで、胃についての知識も学べる内容となっている。
胃に負担のかかっているこの時期だからこそ、健康管理に気をつけ、新年のスタートを切りたいものだ。
参考:リーマン・コンプレックス
http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/ryman-complex/magazine/vol25/index.html