芸能

やしきたかじん 「殉愛騒動」第2ラウンドが開始?(1)ベストセラー本を巡る騒動

20150115kk1st-2

 やしきたかじんが、未亡人・さくら氏との最期の日々をつづった「殉愛」が波紋を広げている。その内容の真偽を巡って、たかじんの長女が反論。出版差し止めの請求を出すなど泥仕合の様相なのだが、ここにきて“第2ラウンド”とも言うべき動きが起きているのだ。

 在阪のテレビ局スタッフが言う。

「関西でもたかじんさんの“殉愛騒動”は大きな波紋を呼んでいて、実は最近、大きな動きがありました。これまで腫れ物に触るような感じだった未亡人のさくらさんに対するテレビ局のスタンスが変化してきたのです。さくらさんといえば、これまでは、たかじんさん亡きあともテレビ局が忠誠を誓ってきた存在。ところが、ここにきて3つあるたかじんさんの冠番組を全て取りやめる方向で、さくらさん側と話を進めようとしているんです」

 関西の視聴率王の名をほしいままにしてきたやしきたかじんが、14年1月3日に食道ガンで亡くなって一周忌を迎えた。現在も「たかじん胸いっぱい」(関西テレビ)をはじめ「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)、「たかじんNOマネーBLACK」(テレビ大阪)の3つの冠番組が放送されているが、いずれも3月をメドにリニューアルし、「たかじん」の名前はテレビから姿を消すという。その大きな要因が、さくら氏とたかじんの夫婦愛をつづった百田尚樹氏のベストセラー「殉愛」を巡る騒動にあるというのだ。関西のテレビ局関係者も声を潜めて言う。

「もともと『殉愛』は、たかじんに献身的な介護をしてきたさくらさんを百田氏が取材してできた作品だった。ところが、この内容を巡り、周囲から不満が噴出。中でもたかじんの前妻の長女は本の中で、たかじんに金を無心したり、入院中にまったく見舞いに来ようともしなかったという記述に対し、出版差し止めの仮請求と1100万円の損害賠償の訴えを起こしている。しかも当初、美談として語られていた2人の交際も、さくらさんがたかじんと交際する直前にイタリア人と結婚していたほか、アメリカ人との再婚も隠していたと報じられ、徐々にさくらさんの発言の信憑性に疑問が出始めるようになった。この騒動に嫌悪感を示しているのが、生前たかじんと共演していたタレントたち。中でも親しい某タレントは『完全に裏切られた。あんな本を出さなければよかったのに』と怒り心頭です」

 こうしたバッシングに対し、これまで沈黙を守っていたテレビ局側も重い腰を上げざるをえなかったというのが実際のようなのだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」