「度肝を抜かれた」。月曜の昼休みにぼーっとテレビを見ていたサラリーマンや主婦層の目をくぎ付けにしたのが、永遠のアンチエイジング女優・由美かおるだった。
5月20日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)のゲストだった由美は清楚な水玉風ジャケットを羽織って登場した。ところが、そのジャケット姿でMCの黒柳徹子の前に立った由美の腰から下は、目を疑うほど短い純白のタイトスカート。目を疑うという表現は失礼だが、それは由美が現在73歳だから。しかも、姿勢のいい佇まいから伸びるシミ1つない美脚がお世辞抜きに際立った現実に、視聴者が「度肝を抜かれた」というわけである。
この日は「70代になる生活を一新した」というテーマで、黒柳に近況を伝えた由美。まるで体操選手のような見事なストレッチ写真なども交えながら、努力すれば70代になってもスタイルを保てることを話した。これには視聴者もいちいち納得していたようだが、由美が自身のスカート遍歴を話し始めると「ちょっと待って…」と視聴者が深呼吸する展開になってしまったという。
「由美は若かりし頃には当たり前だった短いスカートから、時代ととともに長いスカートが主流になっていったと語っていましたが、70代になってもう一度、短いスカートに挑戦してみようと考えたそうです。このコメントが視聴者を驚かせました。しかも由美は、おかげで『脚に注目してもらえるようになった』と喜んでいましたからね。番組を見ていた中高年サラリーマンは鼻の下を伸ばしたようですが、はっきり言って御年73歳の女性の発言とは思えません。由美よりも20年、30年も若い主婦層が『これ、ひざ上何センチ?』と一斉に呼吸を整えたくなるのもわかります(笑)」(芸能誌記者)
全体的には少し細くなった印象を与えたこの日の由美だが、実年より20年は若く見える美貌は健在。しかも、ソファーに座ると膝上約15センチのスカートから露わになった美脚が、姿勢のいい細身ボディを際立たせていた。
「眼福」と言えばそれまでだが、色々とあきらめかけている世のオジサンやオバサンたちを「もう少し頑張ってみようかな」と、月曜の昼間から少し元気にさせてくれたことは間違いない。
(塚田ちひろ)