38歳の誕生日を迎えたばかりのAAAの宇野実彩子だが、インスタグラムでバースデー報告をすると、「ヤバくないか?」とその姿を見たファンがザワついてしまった。
ざっくりまとめるなら「実年齢よりかなり若く見える」という、女性にとっては嬉しい声が多いのだが…。
思い出されるのは、7月17日に放送された「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)だ。ここでライブでは様々な衣装を着こなす宇野だが、「今年こそは年相応な衣装を着てね」「生地量多めの服を着てね」などの指摘をファンからされることを話していた。
しかし、宇野自身は「年相応に」と言われると逆に燃えてくるタイプだと語り、それはむしろ過激にしてほしいというフリだと解釈し、「どんどんエスカレートしていく」と笑っていた。事実、直近のライブでは本人の言葉を借りるなら「生地をそぎ落として…」とばかりに、着用する衣装の肌の露出具合がどんどん進化している。音楽ライターはその宇野の発言にうなずく。
「かつての清楚なカジュアルドレス風の衣装は減りましたね。胸元を隠しただけのトップに、太腿が透けたレースパンツだったりと、かなり過激になっています。彼女は細いので一見するとそう見えませんが、衣装だけでいうなら、まるでマドンナのような感じです」
前述の「上田と女が吠える夜」で5年前と昨年の衣装の比較画像が公開されると、MCの上田晋也は「確かにどんどん(生地)少なくなってるね」と唸っていた。だが同時に、上田は年齢を重ねるとそうした衣装は着づらくなるのではと疑問を唱えたのだが、この疑問には「むしろ違う」と、前出の音楽ライターは反論するのだ。
「宇野の事務所の先輩である、現在45歳の浜崎あゆみや41歳の倖田來未などは、特に『年相応にすべき』とよく苦言を呈されるアーティストの代表格ですが、宇野とは比べ物にならないほど、年を重ねるほどに衣装は過激になっています。2人とも様々な批判にさらされてきましたが、決して後戻りすることなくそれを乗り越えてきた強靭なメンタルを持っています。そう考えると、その後輩である宇野の過激化はまだ始まったばかり。一度露出したら、ファンがそれを求めるのがエンタメ界。ここで止まるとは思えません」
振り返れば、浜崎はヒョウ柄や迷彩柄といったクセのあるデザインを大胆にもファッションに取り入れ、若い女性の間でブームを起こした。
38歳になり、ファンが「ヤバくないか」と言うほど若返っている宇野なら、先輩2人の築いた路線にしっかりと乗る可能性は高い。四十路に乗る2年後、3年後にはさらにもう一皮むけるのだろうか。
(権田力也)