芸能

「〇〇妻」に視聴率完敗でも、新婚夫婦に「残念な夫。」を観てほしい理由

20150130zannen

 育児に戸惑いながらも少しずつ“イクメン”へと成長する夫の姿を描いた、玉木宏主演のドラマ「残念な夫。」(フジテレビ系)。初回視聴率9.4%に続き、第2話は8.0%と右下がりで、なんとも残念なスタートとなっている。

 一方、裏番組である柴咲コウ主演ドラマ「〇〇妻」(日本テレビ系)は、初回14.4%、第2話15.2%と絶好調。同時間帯の“夫婦ドラマ対決”はダブルスコアをつけられた格好だ。

 しかし、このイクメンドラマ、できれば結婚したばかりの夫婦、あるいはこれから子作りをしようかというカップルにぜひとも見てもらいたい。というのも、「残念な夫。」で描かれるテーマは、いわゆる新婚夫婦が陥りやすい「産後クライシス」であり、それを真正面から取り上げた作品だからだ。

 子供が産まれて新しい家族の生活がスタート、という幸せ絶頂のタイミングで離婚する夫婦は、実は意外に多い。厚生労働省が発表した「平成23年度全国母子世帯等調査結果報告」によれば、母子家庭になった時期(死別・未婚の母を除く)は、子供が「0~2歳」の間が1648世帯のうち34.2%と最も多く、「3~5歳」(20.4%)、「6~8歳」(11.8%)と、子供の年齢が上がっていくとともに減少する傾向にあるのだ。

 一般的に産後の女性は、抜け毛、頭痛、けんしょう炎など、さまざまなカラダの不調を抱えている。また、妊娠中や出産後はホルモンバランスが崩れがちで、心身ともに不安定になりやすい。そんな時期に起こりやすいのが夫婦間の些細なトラブル。

 これによりケンカから離婚へと発展するケースが非常に多い。ある調査によれば、「産後に離婚したいと思ったことがある」女性は52%と半数以上。誰の身にも降りかかる珍しくない話しなのである。

「産後クライシス」という問題を夫婦間で共有することは、「産後離婚」を回避する重要な鍵なのである。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
2
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
3
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論
4
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
5
世間はもう「松本人志」を求めていないのに…浜田雅功「まっちゃん」連呼のうっとうしさ