エステにグルメ、ショッピングと女性の「大好き」が揃う韓国旅。日本から約3時間弱の気軽さゆえ、週末を利用しての弾丸ツアーはもちろん、さまざまな内容を盛り込んだ格安パックツアーが各旅行会社からこぞって販売されている。しかも、原油安を背景に2月発券分からは燃油サーチャージが引き下げられ、一部航空会社では韓国路線の値下げ率はなんと50%にもなるというから、これを見逃す手はない。そこで今回は、韓国ツウによる“格安旅行”のアイデアを一つ紹介しよう。
何度も韓国を訪れているリピーターの定番といえば、LCC航空と激安ホテルのネット予約を組み合わせる「個人手配型」が多い。しかし、最近韓国ツウたちの間でチョットしたブームになっているのが、チムジルバン宿泊だ。
チムジルバンはサウナ、浴室、食堂、インターネットカフェ、フィットネスルーム、睡眠室(施設により異なるが大部屋雑魚寝スペースのほか男女別半個室や二段式ベッドタイプなどさまざま)などを備えた24時間営業の施設。日本でいえば東京ドームの「ラクーア」のようなスパ施設や健康ランドにカプセルホテルを合わせたようなもの。入場料は夜間利用でおおよそ15000ウォン(約1600円)程度で、ホテルに宿泊するより断然リーズナブルなのだ。
セキュリティが心配という人も多いだろうが、そういう人には鍵付きロッカーが常設されていたり、フロントでのスーツケース預かりサービスを行う施設もあるので、利用の際はチェックしよう。
4月には成田空港にLCC専用第3ターミナルがオープン。LCC熱も運賃競争もますます激化が予想されるなか、さらなる超格安韓国旅行の実現へ向けて、さっそく策を練ってみよう。