芸能

菅本裕子「社長でタレントでYouTuberです」/テリー伊藤対談(1)

 HKT48のメンバーとして芸能界デビューした「ゆうこす」こと菅本裕子。モテクリエイター、YouTuber、タレント、社長など実に多くの顔を持つ。そんな彼女が待望の初写真集「チャーミング」を発売!  これまでの道のりから今後の野望まで、天才テリーが聞き出した!

テリー 初めまして、テリー伊藤です。

菅本 初めまして。社長業とYouTuberとタレントをやってます、菅本裕子です。あだ名が「ゆうこす」なので、そう呼んでいただければ。

テリー ゆうこすの「す」っていうのは何なの?

菅本 「すがもとゆうこ」の「す」です。大した理由じゃないんですけど(笑)。

テリー ゆうこすさんはプロフィールを見ると、ほんとに肩書きが多くて、すごいよね。そのへんはおいおい聞いて行きたいんですけど、もともとはHKT48にいたんだね。

菅本 そうです。

テリー で、1年ぐらいで辞めちゃった。

菅本 私が辞めたくて辞めたというか、炎上して辞めたというか。

テリー あ、そうなんだ。何で炎上したの?

菅本 当時はネットリテラシーというものがまったくなくてですね。今だったら、例えばネットに「未成年なのにゆうこすがタバコを吸って、お酒を飲んだらしい」って書かれたら、それが本当かどうか裏取りをするじゃないですか。でも、当時はそういうことがまったくなくて、私がめっちゃ怒られたんですよ。

テリー 事務所にね。

菅本 で、「証拠ねえだろうが」「やめたる!」みたいな感じで、ちょっとケンカ別れになっちゃったので気まずいんですけど。そんな流れです。

テリー でも、事実じゃないなら、それは事務所に言いたいよね。

菅本 当時17歳だったから、テレビ局とか雑誌とか、どこにそれを発信したらいいかわからなくて。それで、当時「YouTuber」っていう言葉もない頃だったんですけど、YouTubeというものがあるらしいと聞いて、お父さんのカメラで「私はそんなことやってません」っていう動画を撮って、それをYouTubeにアップしたんですよ。そしたら2日間で400万回とか再生されて。

テリー すごいじゃん。

菅本 でも、それを48の運営側から「消してくれ」って言われて。

テリー どうして?

菅本 今思うと、ネットの情報の裏取りもできない時代に、辞めた子が急に動画をアップするなんて、前代未聞ですし怖いと思います。ご迷惑をおかけして、本当申し訳ないですね。

テリー だってさ、こっちの方が真実でしょう?

菅本 ただ、私の素行も悪かったので。

テリー あ、素行が悪かった(笑)。

菅本 素行が悪いって言っても、練習をちょっとサボるとか、そのぐらいなんですけど。

テリー 性格上、そういう規律があるグループ活動とか、団体活動が苦手なタイプ?

菅本 そうかもしれないですね。会社の経営を始めてから思うのが、成功のためには逆張りとか、ゲームチェンジとかをしないと目立たないし、勝てないじゃないですか。そういう中で、どうしても「ちょっと異端なことをしてやろう」っていう気持ちは、今思うとあったかもしれないですね。

ゲスト:菅本裕子(すがもと・ゆうこ)1994年、福岡県生まれ。2011年、「HKT48」の1期生として芸能界デビュー。2015年、講談社主催の「ミスiD」準グランプリ受賞。その後、「モテクリエイター」として活動を始め、2016年、「株式会社KOS」設立。2019年にはライバー事業を分社化し、「株式会社321」設立。現在は約8000人のライバーが所属。SNSの総フォロワー数は200万人以上。初の写真集「チャーミング」(講談社)発売中。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【悲哀】どうしてここまで差がついた…ハナコの番組で四千頭身が「無名の若手芸人の役割」
2
「ぼったくり被害」続出の大阪・黒門市場が「インバウンド価格」をやめた「涙のウラ事情」
3
槙原寛己が呆れロバーツ監督は怒っている!「大谷翔平はプレーオフで投げるのか?」は今季のワースト愚問だ
4
元大関・朝乃山「重傷で秋場所全休」また番付急落は「トランプ前大統領の呪い」のせいだった
5
青木宣親と宮本慎也のバチバチは本物だった!不参加結婚式に「もし嫌いだったとしても普通は行くでしょ」