芸能

菅本裕子「人生で一番必要なのは『愛嬌』」/テリー伊藤対談(4)

テリー そして、さっきも言ってましたけど、この前、初めての写真集を出したんだね。

菅本 そうですね。今までアイドル、ニート、YouTuber、経営者といろんなことをやってきましたけど、写真集は作ったことがなかったので、自分の人生の思い出もありますし、今までやってこられたのも応援してくれるファンの皆さんのおかげだと思うので、その人たちに私の集大成じゃないですけど、きれいな写真を届けたいなと。

テリー 何か自分で講談社に売り込みに行ったんでしょう?

菅本 はい。ミスiDの時に知り合った編集の方に「おねが~い」って(笑)。

テリー そんなので写真集って出せるの? 俺、初めて聞いたんだけど。

菅本 そうなんですか。私、前にスタイルブックを出させてもらった時も出版社に言いに行きましたけど。それが普通かと思ってた(笑)。

テリー そのへんがやっぱり並みのアイドルとは違うよなぁ。そうすると、テーマとか撮りたい写真のイメージもあったの?

菅本 テーマは、撮影に行く前からタイトルを「チャーミング」に決めていて、チャーミングな人たちをイメージしながら沖縄で撮影してきました。

テリー チャーミングって例えば?

菅本 Tシャツを着て、ギターを持ってる写真があるんですけど、これは私がチャーミングだと思っているアーティストの川本真琴さんへのオマージュというか。川本真琴さんがこのTシャツを着てる写真があるんです。

テリー (写真集を見ながら)このダットサンのTシャツが可愛いね。このブルーの車のカットは?

菅本 これも私が「アメ車で撮りたい」「この車の青がいい」ってお願いしました。

テリー 衣装は結構スタイリストと話し合ったの?

菅本 はい、事前に色々すり合わせて。

テリー ポーズは?

菅本 今回、私が大好きな桑島智輝さんというカメラマンさんにお願いしたんです。なので、桑島さんに指示していただきながら、私からも「こんなのどう?」って言いつつ、撮影してきました。

テリー 全体的にすごくポップというか、まさにチャーミングな一冊だよね。

菅本 ありがとうございます! 私は30年間生きてきて、人生で一番必要なのは「愛嬌」だと思うんですよ。それで「チャーミング」にしたんですけど。なので、それが伝わればいいなと思いますし、私は音楽が結構好きで‥‥。

テリー どんなのが好きなの?

菅本 岡村靖幸さんとかロックバンドの銀杏BOYZとか椎名林檎さんとか。大好きな音楽を流しながら撮影したので、「これはどの曲だろう?」って想像しながら見てもらえたらうれしいです。

テリー ビジネス的には、また何か新しいことを考えてるんですか?

菅本 今はまず私自身がタレントとしてもう少し知名度を上げていくと、所属してるライバーさんたちも「うちの代表、格好よくね?」って誇らしくなると思うので、そのためにも頑張っていきたいですし。あとはライバーって、スマホひとつあればどこでも配信できるので、地方に住んでる方に向いてると思うんですよ。なので、地方自治体とかに「何か一緒にやりませんか」って言いに行こうかなと。それで、日本全国にライバーさんを増やして、地位を向上させたいです。

テリー 素晴らしい!

菅本 あとは、ここまでやってこられたのも一緒に会社を手伝ってくれた社員のみんなのおかげなので、できるだけみんなにお返しをしていきたいです。なので、(マネージャー氏を指さして)彼とかずっとついてきてくれてるんですけど、めっちゃ車が好きなんですよ。いつか社員のみんなが欲しいものをプレゼントするのが夢ですね。

テリーからひと言

 このページ史上、最高に優秀な子だったね。もう圧倒されっぱなしだよ(苦笑)。今いる場所からもう次のことを考えてる。ぜひ世界一になって、日本の経済を変えてください。

ゲスト:菅本裕子(すがもと・ゆうこ)1994年、福岡県生まれ。2011年、「HKT48」の1期生として芸能界デビュー。2015年、講談社主催の「ミスiD」準グランプリ受賞。その後、「モテクリエイター」として活動を始め、2016年、「株式会社KOS」設立。2019年にはライバー事業を分社化し、「株式会社321」設立。現在は約8000人のライバーが所属。SNSの総フォロワー数は200万人以上。初の写真集「チャーミング」(講談社)発売中。

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