今年7月にフリーに転身した元日本テレビアナウンサーの尾崎里紗が「仕事がない」と嘆いている。
2022年12月に第1子を出産し、ゆくゆくは自身の出身地である福岡で仕事と子育てをしていきたいという願望があるようだが、フリー転身直後のお仕事事情はそこまで甘くはないようだ。
現在はまだ東京で生活中だが、フリー転身後に福岡に帰っているものだと勘違いされ、東京での仕事オファーが「ほとんど入っていない」という実情を9月17日に放送された「ぽかぽか」(フジテレビ)で吐露している。
尾崎いわく、福岡での仕事ももちろんウェルカムとのこと。しかし、いかんせん福岡にはまだ居住していないため、オファーする側は交通費をギャラに上乗せして払わなければならない。これが地元の福岡での仕事が「あまり入っていない」理由だという。
尾崎は「福岡の皆さんにも知ってもらいたいという気持ちもあって、福岡にマイル使って行くので交通費は忘れていただいて」と、番組内で必死にアピールすることとなった。
また、フリー転身後に多少は仕事をしているものの、その分のギャラがまだ振り込まれていないそうで、「(フリーになってからの収入は)ゼロです」とぶっちゃけている。
元局アナのフリー転身後のエピソードを週刊誌記者が説明する。
「今年3月末には藤井貴彦と上重聡が日テレを退社し、フリーアナウンサーに転身しています。ですが、退社直後の2人の明暗ははっきり分かれてしまいます。藤井は退社して早々の4月から、夜の看板番組『news zero』のメインキャスターに抜擢されましたが、上重は退社前にスポーツキャスターとして出演していた朝の情報番組『シューイチ』で1カ月半に1回ロケ仕事をこなすのみでした。他の仕事が入っていない状況が3カ月続いたようで、上重は『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演すると、尾崎と同じように『辞めても藤井さんはnews zero、私は仕事zero』と自虐ネタに走っていました」
しかし、その仕事事情を番組で赤裸々に語った直後、上重には30本ほどの仕事のオファーが舞い込んだ。2カ月後に出演した「ダウンタウンDX」で、そのウハウハぶりを打ち明けている。
そう考えると、わざわざテレビで「交通費不要」をアピールした尾崎に〝ぽかぽか特需〟が起こる可能性もゼロではない。いずれ再出演して結果報告してほしいものだ。
(本多ヒロシ)