中日・中田翔が11月9日に契約更改したが、15キロも体重を落とした激ヤセ姿に、関係者は騒然となった。今シーズンからの2年契約で、推定年俸3億円は据え置きでサイン。来年について聞かれた中田は、
「ラストチャンス。後悔なく最後まで全うしたいと思う」
と決意を語ったが、自らを引っ張ってくれた立浪和義前監督は既に退任しており、来季は井上一樹新監督が引き継ぐことになった。
「最も扱いにくいベテラン」と中田を厳しく突き放すのは、さる球団OBである。
「中田はヤル気になっている時は、減量だってする。練習も人一倍やってアピールしますよ。だけど問題は、そうじゃない時。気乗りしなかったり、ケガで離脱してしまった時に、戦力として復帰するまで待てるのか。中田を獲得したことで、球団の金庫は寂しい状態になっている」
そんな金欠状態は、3年連続最下位がさらにワースト更新される危険性を孕んでいる。
「今年だってまともに補強できずにいたけど、抑えのライデル・マルティネスが流出したらそのお金は浮くので、新助っ人を獲得する資金にはなる。ただ、あくまで補強は投手優先になるから…。どれほど使いものになるのかわからない中田の処遇に、井上監督は苦慮しそう」(前出・球団OB)
まだ2025年シーズンは始まっていないのに、頭が痛い。