芸能

【おむすび】視聴者をイラつかせるトンデモ言動が橋本環奈の好感度をさらに下げる悪循環

 これをイライラしながら見ている視聴者が多いという。橋本環奈がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「おむすび」である。例えば11月26日の第42回を検証してみると…。

 栄養士の専門学校に通う米田結(橋本)は、クラスメイトの矢吹沙智(山本舞香)が高校時代に北京五輪の代表候補に名が挙がるほどの陸上選手だったことを知り、沙智になぜ陸上をやめたのかと尋ねる。すると沙智は結をニラミつけ、何も語らずに去ってしまうのだ。

 なにしろ沙智から直前に「人の過去、覗き見せんといて」と注意された直後。

「数年前まで五輪を目指す選手だった沙智がなぜ、専門学校にいるのか。ケガだったり家庭の事情だったり、なんらかがあって陸上を断念したのだろうと、想像はつくはず。断念してからそれほど時間が経過してないこともわかるはずで、傷口に塩をすり込むようなデリカシーのない結の発言には、多くの視聴者がイラッとしたようです」(ドラマ評論家)

 結の「不適切発言」はこれだけにとどまらない。恋人で大阪の社会人野球チームでプロを目指す四ツ木翔也(佐野勇斗)のために、栄養バランスの取れた1週間の献立を考えようと思い立った結。ここで普通のヒロインなら学校で学んだ知識を元に自分で考えて献立を作るのだが、結は違った。一緒に献立を考えてくれるよう、沙智に頼むのだ。

「ウチの彼氏、あいつもアスリートやし、サッチン詳しいやろうな~と思って」

 なんともお気楽な調子の結を、沙智は「断る」と一蹴。当然だろう。だがそれでも結は引き下がらず、

「ウチの彼氏がプロ野球選手、目指しとうやろ。やけん彼のことを支えるってことは、ウチが目指すのもサッチンと同じスポーツの栄養士ってことやん」

 なにやら独自の考え方を披露して、沙智に「マジなめとん? ホンマ、むかつく」とキレられてしまうのだった。

 先のドラマ評論家が語る。

「結は高校時代にも四ツ木のために弁当を作ることを思い立つのですが、自分では作らず、祖母の佳代(宮崎美子)に頼り切りでしたからね。このドラマでは、人に頼まれると断れないことを『米田家の呪い』と言っていますが、結の場合は人に頼ることばかり考えているのが疑問。これは脚本家や制作スタッフの責任ですが、橋本の好感度を下げてしまっていますよね」

 そんな橋本のX投稿もお気楽だ。11月26日には、

〈私って昔からクマがやばい、、、って言われるんだけど。笑〉

〈最近は毎日6時間以上マストで寝てて朝まで飲むことなんてないし、いっぱい食べていっぱい寝てます〉

〈ビール一杯は毎日の楽しみであーる〉

 まだまだ続く撮影を、ビールで乗り切る心づもりのようである。

 報道された「パワハラ疑惑」について、本人からはこれといった説明はなく、悪いイメージが払拭されないまま、NHKは12月30日には橋本をフィーチャーした「プロフェッショナル 仕事の流儀」を放送する。

 これ以上、橋本の好感度が下がらないよう、せめて朝ドラの中ではヒロインらしい、誰からも好かれるキャラクターに描いてほしいが…。

(石見剣)

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