スポーツ

田中将大に11球団からオファーがないワケを高木豊がズバリ指摘!そして「カムバック賞」は…

 手を挙げる球団が現れる気配が見えない田中将大だが、それはなぜなのかをズバリと指摘したのは、野球解説者の高木豊氏だった。

「一番(のネック)は、日本に帰ってきて全部の年が負け越してるっていうことだよ。ここが各球団は引くところだよね。10勝はしなくても、毎年3つくらいは勝ち越しているっていうんであればね、ちょっと取ってみようかっていう気にはなるけど…」

 12月9日に自身のYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」でこう言及したのだが、確かに楽天復帰後の成績を見れば、2021年23試合4勝9敗、2022年25試合9勝12敗、2023年24試合7勝11敗、2024年1試合0勝1敗となっている。

 確かに伸びしろの少ない36歳の負け越し投手を、わざわざ獲得しようという理由はなかなか見当たらない。

 では4年連続で負け越した投手が、5年目に花開いたケースはないのだろうか。ケガや病気、長期の不調などから復活した選手に授与される「カムバック賞」なるものがある。2000年以降、これを受賞した投手を挙げてみよう。

2001年=成本年秀(阪神)、盛田幸妃(近鉄)

2003年=平井正史(中日)

2012年=大竹寛(広島)

2015年=館山昌平(ヤクルト)

2017年=岩瀬仁紀(中日)

2018年=松坂大輔(中日)

 4年以上の負け越し成績から受賞したケースはない。ただし、勝ち星に恵まれないシーズンを加えれば、オリックス時代の1999年0勝1敗、2000年0勝1敗、2001年0勝0敗、2002年0勝0敗とし、中日に移籍した2003年に12勝6敗で受賞した平井がいる。

 近年では松坂がソフトバンク時代の2015年に登板ナシ、2016年0勝0敗、2017年に登板ナシ、中日に移籍した2018年に6勝4敗だった。

 田中が初のカムバック賞を手に入れるには、移籍が必須となりそうだが、とにもかくにも獲得球団があるかどうかである。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
3
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
4
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
5
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで