NHKの中川安奈アナが3月末で退局し、フリーに転身するという。
2016年にNHKに入局し、2020年以降は東京アナウンス室に配属。現在は「サンデースポーツ」のキャスターを担当している
昨年のパリ五輪開会式の直前放送では、ベージュの上着と白いジャケット着用して「ハダカに見える」と大騒動になった。NHK関係者が明かす。
「非常に仕事熱心で、ロケ現場では自発的にネタを探しに行くアクティブな印象。原稿読みが上手く、華もあるため、次期エース候補のひとりと目されていました。ただ、パリ五輪での騒動については、局内で『悪目立ちすべきではない』という批判の声が少なからず出ており、これが退職の一因になったのではないかと思います」
今後、民放局の各番組による争奪戦が必至な中川アナ。このNHK関係者は、
「日本テレビが圧倒的に有利なのではないか」
と指摘する。その背景には日本テレビ・岩田絵里奈アナの存在があった。
「両者は慶應義塾大学時代からの知り合いで、学生時代から親しく付き合っていました。最近も中川アナが岩田アナとのツーショット写真をインスタグラムにアップし、親密さをアピールしている。岩田アナの紹介による、日本テレ社員の知人は多いそうです。ほぼ『日テレ専属』になってもおかしくない」(女子アナアナリスト)
そして早くも「レギュラー起用濃厚」と予想される番組が、夕方の「news every.」だ。
「今春、番組がキャストの大幅入れ替えを行うのではないかと、各媒体で報じられていますが、中川アナなら人気、実力とも申し分ない。さらに彼女は秋田放送局時代に夕方の『ニュースこまち』を担当していたことで、本人が『また夕方の番組をやってみたい』とNHKの同僚らに語っているんです」(前出・NHK関係者)
「日テレの夕方の顔」になる可能性は、大いにあるのだ。
(川瀬大輔)