芸能

「いい人」返上のやす子が「死ねばいいのに!」罵倒…それってフワちゃんと変わらない大問題

 やす子に対するXでの「誤爆事件」でフワちゃんがテレビから姿を消したのは、昨年8月だ。まだ半年も経っていないのに、ずいぶん過去のことに感じてしまうが、その後も芸能界では、退場者が次々と出た。

 斉藤慎二(ジャングルポケット)が性的暴行の容疑で書類送検され、活動休止したり、中居正広は女性スキャンダルで〈示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました〉の一文が反感を買って芸能界から引退したり。さらにさらに、生島ヒロシがTBSから「重大なコンプライアンス違反があった」と指摘され、長年続いたラジオ番組から降板して無期限活動休止に。身から出た錆による活動休止や引退といった騒動が多すぎて、フワちゃんのことなどとうに忘れていたのが正直なところだ。

 それに比べてやす子はというと、2月4日の「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(テレビ朝日系)にゲスト出演した際の情報によれば、昨年のテレビ出演本数はなんと365本! 2024年はうるう年だったから、計算上は(実際は収録とかもあるから違うけれど)1日しか休みがなかったことになる。

 多忙すぎるやす子に対しては、以前から体調やメンタルを心配する声が上がっているが、気になったのは、年始に放送された「新春 上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない」(日本テレビ系)での「いい人を演じるのがつらいです」という本人の発言だった。昨年は「24時間テレビ」でチャリティーマラソンのランナーを務めたこともあり、世間から勝手に「聖人化」されていることがプレッシャーになっている、とのことだった。

 そんなやす子は今年、意識して「いい人」を演じるのをやめようとしているのかもしれない。先の「アンタウォッチマン!」の「芸人50問50答」なるアンケート企画での「怒った人は?」との質問に困った表情をしながらも「お見送り芸人しんいちさんとか」と答え、さらに「アイツ、本当にクソ野郎で、裏でも」と吐き捨てた。過去に「R-1グランプリ」の準々決勝の舞台裏で、やす子が出番前にネタの練習をしていたところ、しんいちから「お前のフリップ台がホンマに倒れたらいいな」と嫌味を言われたことを明かし、最後に「死ねばいいのに!」としんいちへの恨みを口にしたのだった。

 が、たとえ嫌われ者のしんいちに対してとはいえ、「死ねばいいのに!」は今のご時世において、少々言いすぎ。それってフワちゃんの「死んでくださーい」と大差ないのでは。

「出すぎた杭は打たれない」でフワちゃん騒動の顛末を当事者のやす子の口から聞いた上沼恵美子が「滅多なことがない限りは、生きるとか死ぬとかそういう言葉は使うな!」と、カメラの向こうのフワちゃんに向かって叱責していた。

 まさかとは思うが、やす子、あまりに忙しすぎて休みが欲しくなり、わざと「死ねばいいのに!」と言ったなんてことは…。

(堀江南/テレビソムリエ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「縦回転にせよ」田中将大をアッという間に巨人で蘇らせた久保康生コーチの「魔改造」スゴイ実績
2
「十字靭帯の大ケガ」春場所で三段目から復帰の朝乃山が「相撲を続けねばならない深刻事情」
3
夫が急死した小島瑠璃子に「まさかの一報」をぶつけたフジテレビの大チョンボ
4
巨人の新外国人キャベッジ「外野を守りたい」のに「岡本和真・大城卓三と一塁争い指令」で塩漬け危機
5
ついに辞任要求が出た「ドン・日枝久」の処遇でフジテレビ社員が恐れる「やってはいけない愚策」