屈辱的な内定取り消しから一転、笹崎里菜さんが晴れて女子アナとして日本テレビに入社する。だが、彼女の過去などかわいいもの。イマドキの女子アナは水着姿になって当たり前、お色気発言やチラリな放送事故が頻発しているのだ。その裏には、業界最大手事務所のある戦略があった──。
所属する女子アナは100人以上──。「美女アナ軍団」と呼ばれる芸能事務所「セント・フォース」が、お色気路線を爆走中だ。
2月12日に発売された「原色美人キャスター大図鑑2015」(文藝春秋)で、同事務所の美人キャスター29人がグラビアを披露している。
出版関係者が語る。
「肌が見える度はかなり高い。“太もも写真集”と話題を集めてバカ売れしている」
実際に中身を見ると太もものオンパレード。
巻頭を飾るのは皆藤愛子(31)だ。テレビではなかなか見せない短パン姿で床に座り、スラリとしたスレンダー美脚をさらしている。山岸舞彩(28)のページはさらに艶っぽさが増す。ハイヒールに白いホットパンツ姿の山岸をローアングルから捉えたカットは、女子アナ界NO1美脚の面目躍如と言えよう。小林麻耶(35)、麻央(32)姉妹が、そろって白い太ももをお披露目するお宝カットもあった。
同写真集の担当編集者はこう話す。
「写真集というジャンルでは異例の2万部を発行し、売れ行きも好調です。電子書籍でも各書店で売り上げ1位に。主な購買層は30代から40代の男性。AKBを知らない人でも、ニュース番組に出ている人気キャスターの顔は覚えている。知名度の高さもヒットの要因ではないでしょうか」
どこかお堅いイメージが付きまとう女子アナ界。その最大手事務所が「お色気解禁」しているのである。
芸能関係者が語る。
「先駆けとなったのはミニスカでブレイクした山岸舞彩。彼女の影響で“売れれば何でもアリ”という空気ができた。その山岸は、事務所内ではキャスターではなく、タレント扱いで、専属の運転手が付く超VIP待遇。そんな山岸を目標にする同じ事務所の若手アナは少なくない」