スポーツ

豊昇龍は横綱の真価を問われる/大相撲「春場所インサイダー」覆面座談会(2)

A そろそろ話題を本場所に移そう! 先場所優勝で横綱に昇進した豊昇龍(25)のおかげで横綱空位は免れた。しかし、いわゆる「横綱相撲」を取るほどの実力があるかは疑問視される。

E まわしを取れるかがカギです。というのも、小結・阿炎(30)や関脇・大栄翔(31)のような勢いよく張り手を繰り出してくるタイプの速攻相撲には弱い傾向があるんだ。

D 今場所は「負けても休場しない」と公言。ヘタに醜態を晒して、「引退」の2文字がチラつかなければいいのですが‥‥。

A 同じ立浪部屋だけに、横綱在位わずか9場所で引退した双羽黒を想起してしまう。それとは別に、横綱として求められる「品格」にも問題があるようだ。

C 若い衆にパワハラやアルハラをしがちなんです。昨年の名古屋場所中にも、タニマチに連れていかれた錦のラウンジで、若い衆に度を越して酒を飲ませまくっていたんだとか。とりわけ、大酒家のAが標的にされていたようだよ。

E しかも、どんちゃん騒ぎの最中に八角理事長(61)=元横綱・北勝海=が来店してきたんだよ(笑)。さすがに居づらくなって、豊昇龍一行は理事長に挨拶して宿舎に帰ったんだけど、ベロベロに泥酔したAだけが理事長を一瞥もしない〝粗相〟を犯してしまった。翌朝の稽古で豊昇龍から「お前、調子に乗んなよ!」と〝かわいがり〟の標的に。周囲は「いやいや、アンタが飲ませたからやん」と心の中でつぶやくしかなかったみたい。

B 宴席の失敗ネタは相撲界では尽きません。先日、「週刊新潮」で力士同士の「乱痴気騒ぎ」が報じられた、二所ノ関部屋もご多分に漏れず。力士の肛門に酒瓶を押し込む動画を撮影するなど、浮世離れした相撲部屋の宴会風景がクローズアップされました。

E こちらは悪ノリの範疇。とりわけ、遊びを覚えて入門する大学相撲出身者は飲み会で脱ぎたがる。ヨカタ(素人)と比べて裸になるハードルが格段に低いからさ。

C 二所ノ関親方(38)=元横綱・稀勢の里=の器の大きさが裏目に出た。というのも、中村部屋に移籍した幕下・宮城(26)は宴会中に親方の目の前で失禁。その時も「酒の席は無礼講だから」とお咎めなしだったと聞く。それだけおおらかな部屋。見方を変えれば、だらしないとも言えるが‥‥。

B 同じく「週刊新潮」が前頭・翔猿(32)のパワハラ疑惑も報じていましたが、角界ではあまり騒ぎになっていません。

E ぶつかり稽古で転がされて、顔面に蹴りを入れられるようなことは、どこの部屋でも大なり小なりある話だからね。むしろ問題にするべきは、付け人たちを小間使いのようにコキ使ってきた点。ちゃんこをウーバーイーツさながらに、部屋の近所にある自宅まで付け人に届けさせるのは序の口。一緒にいる客人の分までオーダーするのは、やりすぎだろう。

A 元AKB48のメンバーも、彼と交際中にごちそうになっていたらしいね。

D 本場所中も昼前にちゃんこを食べに部屋に来ては、若い衆に給仕をさせています。普段の朝稽古後のちゃんこならともかく、本場所中のマイペースな関取の給仕までする必要はありません。とにかく若い衆が気の毒です。

C 実は今回の報道、追手風部屋の若い衆によるクーデターにほかならない。翔猿を引退させるため、協会にチンコロして表沙汰になった。結局は「厳重注意」止まりで失敗に終わったわけだが、追手風親方(58)=元前頭・大翔山=立ち合いのもとで翔猿は手をついて若い衆に謝罪したらしい。

A 当初こそ、報道内容に反論する向きもあったが、概ね事実だったんだろう。春場所中は付け人に頼らずに1人でまわしを付けることになるのか‥‥。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
開幕4番も…楽天・辰己涼介「不振で2軍落ち」実は「とんでもない怠慢プレー」があった
2
病気治療「もちまる日記」休止に追い討ちをかける「ありえないサムネイル画像」問題
3
南原清隆が証明…もう似顔絵も名前表示もテレビ画面に映せなくなった松本人志の「絶望的未来」
4
2軍調整中の巨人・田中将大「皐月賞3連複馬券」を的中させても「むしろ野球の必勝法を考えた方がいい」
5
120年周期で開花「ハチク」一斉枯死で騒然「大地震災害の前兆」凶事の歴史がコワすぎる