巨人のエース・戸郷翔征が3試合続けて打ち込まれ、2軍調整中だが、1軍復帰を見据えていかにすべきか。野球解説者の髙橋尚成氏はYouTubeチャンネル「髙橋尚成のHISAちゃん」で、次のように指摘している。
「いちばん大事なのは7、8、9月だと思うんですよね。そこに戸郷投手がいなかったらチームにとってダメだと思うので、(離脱したのが)4月でよかったなって、逆に前向きな気持ちでいくのが必要かなって」
さらにメジャー4球団を渡り歩いた経験を踏まえ、復調スケジュールを設定した。
「最悪、5月の半ばぐらいから自分の調子を取り戻して7、8、9月が絶好調になるような状況を作ってもらいたい。アメリカでたとえると、ベテランのピッチャーって4、5月はなんかぜんぜん調子が良くないよねって。それがいきなり7、8、9月ぐらいになるとブワーって調子が上がっていく。そういうふうに、どこが重要かっていうのを1年間のシーズンの中でバロメーターを作って、そのバロメーターの頂点が夏場にかけて上がっていくような状況を作らないといけないのかなって思います」
一方で元木大介氏は、自身のYouTubeチャンネル「元木大介チャンネル」で、戸郷が打ち込まれた原因を分析した。
「甘いよね、コントロールが。あと、ちょっと変わったのが、テンポがすごい速くなっちゃった。ピッチクロックやってるの、ってぐらい速くなってるんで『あれ?』と一瞬、思いましたね。『意識しちゃってる?』っていう。まあ、、それを意識しても僕はぜんぜんいいと思うし、今から慣れておきたいっていうのも構わないことだけど、それでおかしくなって打たれたら当然、自分が夢を持ってるところにも行けないと思うし…」
戸郷の意識は早くもメジャー流へと向いていたというのか。
(所ひで/ユーチューブライター)