登録抹消中の巨人・田中将大が、桑田真澄2軍監督の指導のもと、悲願の日米通算200勝達成に向けて調整している。
前回登板4月17日のDeNA戦では、2回7安打6失点で、日本球界復帰後、最短KO。杉内俊哉投手チーフコーチが「次の登板に備える」と説明していた通り、同日に登録抹消となった。次回の登板は5月1日の広島戦の予定だ。
もはやあとのない田中は桑田2軍監督のアドバイスを受け、汗だくで修整に励んでいるが、精神的な余裕はまだまだあるようで、週末ともなれば大好きな競馬予想に余念がない。
田中は2019年からネットの競馬媒体でコラボ企画に携わっており、今年は2月23日のフェブラリーSから始まる全G1レースを予想。直近では4月20日の皐月賞で断然1番人気のクロワデュノールを「本命」とし、
「そりゃあ、しっくりきますよね(笑)。3戦無敗でレースぶりも強さを感じさせるもの。この世代では能力が一枚上だと思う。当たればホームランも期待できるはずです」
残念ながらクロワデュノールは2着に終わったものの、3連複を的中させている。あくまでも趣味の話とはいえ「引退したら競馬予想に転向すれば」「むしろ野球の必勝法を考えた方がいい」といった指摘が。
皐月賞の馬券を的中させた上昇運に乗り、次回登板で199勝を挙げた後、気分良く週末5月4日の天皇賞(春)の予想に挑みたい、といったところではないか。
(ケン高田)