タレントたちと最も近い距離で接しているのがヘアメイクたち。スッピンから性格まで全てを見て、そして飲み込んできた彼女たちが、今まで話せなかった“心の叫び”を語り合った。
A(ギャル雑誌が中心の若手ヘアメイク)ギャル雑誌のモデルって、とにかくスッピンがヤバいの! こなきじじい、ぬらりひょん、のっぺらぼう‥‥現場はまさに「妖怪ハウス」で、化粧してないと挨拶されてもリアルに誰だかわからないんだよね。
B(某局お抱えの30代ヘアメイク)あるある! キャバ嬢雑誌が流行った時に某雑誌に呼ばれて行ったら、見事に化け物ばかり。それがメイクと髪型であんなに化けるんだもん。詐欺師だよね。
C(主にファッション誌で活躍中の30代ヘアメイク)そうなの?「Can Cam」とか「ViVi」とか、清楚なOL系雑誌のモデルさんは、素顔も美人ばかりだったけどね。
B モーニング娘。が大人気だった頃、メンバーの肌荒れがハンパなくて、メイクで隠しきれなかったな。喫煙してた加護亜依とか、辻希美や道重さゆみも若いうちから化粧してたからか、すっごい“汚肌”だった。
C 実物は肌ブツブツだらけなのに、雑誌で見ると赤ちゃんみたいなツルリン肌に化けてるタレントさん多いよね。今の修正技術はすごいから。
A スッピンで一番驚いたのは、テラスハウスで人気が出た今井華。どこのオバちゃんが紛れ込んでるのかと思ったよ。逆に、鈴木奈々はすっぴんのほうが幼くて可愛かったかな。
C ギャル雑誌の女の子たちって、自分で勝手にメイクして撮影に来ちゃうって聞いたんだけど本当?
B 編集長が、同年代の女の子向けにわざとそう指示してる雑誌もあるみたいだね。上野樹里がそうだった。メイクに取りかかろうとしたら、『もう自分でメイクしたから!』ってさっさと出て行っちゃった。最近は態度が悪すぎて干されてるみたいだけど、ナットク。
B 某イケメン俳優のヘアメイクに入ったらさぁ、なんと、若いのにカツラで!
「付け毛ついてます」って一言言ってくれれば、こちらもそれなりに対応できるのに、ずっと無言でスマホいじってるだけで気まずい空気が流れた。ドラマで風が吹いてるシーン見ると、ハラハラしちゃうね。
A そういえば、同僚が新人の頃、柴田理恵の担当になった時に失敗してアイライナーを顔につけちゃったのね。そしたら、「どうしてくれんのよ? 最初からファンデーション塗り直しじゃない!」ってブチ切れられて、即刻やめちゃった。
B ヘアメイク泣かせなのは、沢尻エリカって聞いてたな。楽屋入りの前にもう自分でメイクを済ませてきちゃうの。それが全然似合ってない。眉毛は濃くつり上がっていて、目の周りをどぎついラメで囲んだ昔のギャルメイクで…。今はおとなしくなったみたいだけど、当時は相当恐れられてた。
C 最近再ブレイクしてる篠原ともえもそう。ファンデーションも塗らずに現場入りしちゃうんだもん。いくら肌が綺麗とはいえ、こっちの立場も考えてよって思ったわ。
写真は修正できても、性格の悪さは隠せないようで‥‥。