人気テレビドラマ「相棒season13」(テレビ朝日系)が平均視聴率20.3%の好成績で幕を閉じた。最終回の結末について、ネット上では「後味の悪い終わり方だった」「これまでの3年間ぶち壊し」との批判が続出しているとの報道もあるが、歴代のシリーズを見続けてきた古参ファンたちの関心は、すでに三代目相棒の成宮寛貴に続く“四代目は誰か?”に向かっている。
しかしこのドラマ、これだけ続く人気シリーズでありながら、実は「相棒の人選にとても苦労している」というのだ。テレビ関係者は言う。
「今やテレビ朝日にとってドル箱の数字を持つ水谷豊は『独裁者』と化しています。今シーズン中も、長年『相棒』を共に作り続けてきたプロデューサーのA氏を現場から外しました。この一件は業界で一気に広がり、水谷の暴君ぶりがA氏にまで及んだかと、関係者は驚いたのです。そんな出来事があっての四代目選考ですから、オファーを受けるタレントも慎重にならざるを得ない。断る役者もいて、難航するのは当然です」
つまり、「相棒」の相棒が決まらないのだ。
「水谷としては、寺脇康文が演じた初代相棒・亀山薫のような、熱血漢のあるキャラとして織田裕二を推しました。しかし、局としてはジャニーズとの関係で稲垣吾郎の名を挙げたそうです。また、作中に何度か登場している仲間由紀恵も挙がったが、どうやら断られたようです」(前出・テレビ関係者)
このような状況で急浮上したのが、二代目相棒・神戸尊を演じた及川光博説だ。
「実は、水谷とトラブルなく相棒解消となったのは及川だけなんです。だから卒業後も及川は劇場版に2度も登場できた。このまま人選が難航すれば、及川の再登板も致し方ないともっぱらの噂です」(前出・テレビ関係者)
水谷演じる切れ者の杉下右京なら、この難問をどう解決するのだろうか。