今年で通算7回目となる、AKB48の選抜メンバーを決める総選挙が6月6日に福岡・ヤフオク!ドームで開催されることが明らかになった。
関東以外での開催は今回が初となり、地元・福岡を拠点としているHKT48勢にとっては追い風にもなりそうだが、一昨年に1位に輝き、昨年は2位となったHKT48の指原莉乃(22)は、先日行われた全国ツアーの沖縄公演で、
「出るかどうかは決めていない」
と立候補について慎重な姿勢を示した。
また、例年上位にランクインしているAKB48の「こじはる」こと小嶋陽菜(26)も、
「『どうする?』って感じ。出るかもしれないし、出ないかもしれないし‥‥」
と明言を避けた。
また、SKE48兼乃木坂46の松井玲奈は24日、公式ツイッターで総選挙に出馬しないことを発表。卒業以外の理由で、初めて人気メンバーが不出馬を宣言する波乱の様相を呈している。
「松井は公式ブログでも『皆さんに喜んでもらえるような活動ができているとは言えない』とコメント、伸び悩みを感じているようです。こじはるはお茶の間の認知度はトップクラスだが、逆に総選挙で大量に票を投じるようなコアなファンは離れていっている。下馬評では二人共ランクダウンが予想されており、自分の商品価値をわざわざ下げてまで出馬するメリットはないかもしれません」(アイドル誌ライター)
もうひとつの理由が、グループ全体の大きなテーマである「世代交代」だ。広告代理店関係者はこう語る。
「ドラマ『マジすか学園4』(日本テレビ系)で、HKT48の宮脇咲良が主演を務めたように、グループの新しい顔が育ちつつあります。小嶋はマイペースな性格のように見えて“AKB48愛”は非常に強く、グループの将来を考えると、後進に道を譲るという選択も考えているのかもしれません。指原の場合は、メンバーであると同時にHKT48劇場の支配人として後輩メンバーたちを育てる立場でもありますからね」
だが、それでも指原、小嶋の出馬は濃厚だという。
「現時点で迷っているのは間違いないでしょうけど、結果的には2人とも立候補すると思います。昨年の活躍で存在感が増している指原は、今回は1位の最右翼。しかも、地元開催となれば周囲も放っておかないでしょう。以前から卒業が囁かれている小嶋は、おそらく今回が最後の総選挙になりますから立候補はするでしょう。順位がよければ壇上で卒業を発表する可能性もあります」(前出・広告代理店関係者)
今年はどんなドラマが繰り広げられるのか!?