3月17日、大泉洋主演の映画「駆込み女と駆出し男」(5月16日公開)の完成披露試写会が都内で開催された。途中、共演の戸田恵梨香が質問に答える際、大泉と目が合って爆笑するという一幕があった。
「『見ないでくださいよ』と言う戸田さんに対し、『主演に対して“見ないで”って、お前』と答えた大泉さんの様子もツボだったようで、質問に答えられずにしばらく笑っていましたね。戸田さんは、今月3日に行われた主演映画『エイプリールフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会でも、共演の窪田正孝くんが話すたびに笑っていました。窪田くんとは仲が良く、真面目に話してる様が面白かったようです。友達ではなく先輩の大泉さんを見て笑うのは失礼という声もありましたが、それだけ心を開いているのと、それを許してくれる空気を大泉さんが持っているということですね」(映画関係者)
舞台挨拶では初共演の堤真一にもイジられていたが、
「大泉さんは2004年に歌手として『うたばん』(TBS系)に出演した際、とんねるずの石橋貴明さんに『北海道から出てくるなよ!』と暴言を吐かれて傷付いたものの、本番後に『絶対に成功するから東京に出てこい』と言われ、感動。それ以来、石橋さんを慕っていますし、『表ではどんなに笑われてもいい』と思ったそうですよ」(テレビ関係者)
大泉は戸田だけでなく、もう一人の「エリカ」との共演の際も、ムードメーカーぶりを発揮したという。
「2006年公開の映画『シュガー&スパイス』に出演した時のことです。ヒロインの沢尻エリカさんは、主演の柳楽優弥くんの才能は認めていたものの、壁にぶち当たる彼にきつく当たっていました。そのムードを緩和させるため、大泉さんは大学仲間の面白話などをして、沢尻さんを爆笑させてましたね」(芸能記者)
数々の主演をこなし評価を上げつつも、共演者からは親しまれている大泉。気難しいと言われる戸田の心を開かせた作品の公開が待ち遠しい。