芸能界の深い闇として語られる「枕」仕事。現役グラドルの手島優、古川真奈美、寺田御子の口から語られた真実は──。
手島 「枕」はあるよね。無理やりヤラれて、ボロボロになって芸能界を引退していった知り合いの子を知ってる。
古川 うちは絶対にないけれど、弱小のプロダクションだと、そういう「枕」に行かされて、仕事取ってこいって言われることはあるんですよね。
手島 その子は、会社から「○×のプロデューサーに会ってこい」と、高級料亭に行かされて、しゃぶしゃぶを食べた後に、「アソコもしゃぶれ」と強要されたの。
芸能界の闇を目の当たりにしたそのタレントは、「結局、カラダの関係がないと売れない」と傷つき、うつ病になり辞めていったという。
寺田 私、気弱なので断れないかも‥‥。周りの新人の子にも、有名カメラマンを名乗る人から「オレは雑誌のグラビアで撮っているから、編集部に売り込んであげるよ」と甘い言葉にすっかり騙されてしまって。ホテルや女の子の自宅で、流出したら困るような写真を撮られて‥‥。だから、なるべくそういった誘いを受けないように、LINEとかやらないようにしているんです。
手島 私もデビュー当時、有名カメラマンを自称する男性から食事会に誘われて、襲われかけたことがある。その男は、私の隣りに座ると、有名なグラドルの名前を出してきて「A子を売り出したのはオレだから」とか、「オレのバックには○○さんがいる」とか自慢話を始めて、胸とか太ももを触ろうとしてくるんです。
古川 でも、こういった場に慣れている子たちは簡単に触らせちゃうんですよね。結局、仕事にはつながらないのに。そういう悪巧みをするオヤジって、女の子に逃げられないように、雑居ビルにある会員制のバーとか地下室とかに隔離しようとしますよね。